実際に来日し、2日間の日程を終えて離日した後で、その言動を総括してみたい。
一言で言うと、「何の意味も無い訪日」であったかに見える。
公式の文書などは発表されず、外交的な成果は何も無かった。アメリカ政府でも、「知日派ではない」ことが知られている、同氏が、やたらと拉致問題についてリップサービスに終始したのだけが印象に残った。
しかし、ほとんど報道されなかった、微妙なところで、イラク・アフガンでの自衛隊の活動に「感謝」をしたとされる。同氏は、訪日前に、米国内で、同じようなことを行った上で、「もっとやってほしいといわないわけではない」と発言している。
このことからも、私の事前の幾つかの予測の中にあったように、表立っては、言わないものの、内々に安倍首相などに、派兵を求めたものと考えるのが筋であろう。
媚米外交と言われぬように、日本が自ら進んで、出兵することを促したに違いない。
全く同時期に、イラクからイギリス軍、デンマーク軍が撤退するという報道もあった。
米軍にとっては、軍事的圧力を加え続けるためにも、より兵力が必要だが、アメリカ国内では、これ以上の派兵を許さない雰囲気である。
だから、日本に派兵を内々に求めに来たのに違いない。その真偽は、今後の安倍政権の行動を見ていればわかると思う。マスコミに発表されないだけである。
私がこう論ずるわけは、今回のチェイニーの訪問でしたことは、アメリカの国務次官、または国務次官補程度がやってもおかしくない内容のものだったからである。何故、ブッシュネオコン政権の代表格である、チェイニー副大統領であったかを読み解く必要があると思う。
