深夜にこの選挙の結果を聞いて、記事を書く気力が萎えてしまった自分がいます。
艦載機移転の是非を問う住民投票では、80%を超える反対があったというのに、この市長選挙の結果はどうしたことでしょう?
非常に拮抗した結果であったこと、投票率も70%を超え、前回を11%も上回ったことを考えると、この結果は、僅差ながら、やはり岩国市民の民意であったと言わざるを得ません。
それに対して、住民ではない私がとやかく言うことはできません。
しばしば、シングルイシューに絞り込んだ住民投票と、財政など幅広い問題を扱う首長、議員選挙では結果が正反対になることがあります。
今回も、補助金ばらまきによる市財政の立て直しを掲げる移転推進派が、移転反対のみを争点とする井原前市長の支持を上回ったのでしょう。
岩国はもとより基地の町。基地で働く人、物資の納入業者など、基地により生計を立てている人も多い。その中で、基地反対とは言わなくとも、補助金カットを脅しに使った、与党の政策に、屈しざるをえなかった人も多いのでしょう。
地方自治の限界。そう言ってしまえばそれまでですが、コイズミカイカクで、地方への補助金がカットされた中、自治体運営にはやむを得ないということでしょうか?
地方の犠牲のもとに、繁栄と利便性を享受している、東京都民の私には、そこら辺の地方の切実な思いは、実感として捉える事ができません。
ただ、うっぷん晴らしに、愚痴も兼ねて、公明党=創価学会批判に話を切り替えます。
先日の大阪府知事選挙でも、今回の岩国市長選挙でも、公明党=創価学会の選挙マシーンがフル回転したといいます。
公式には、また党の幹部は、口先では「平和と生活の党」と言いながら、実際に行っているのは、それと正反対の自民党の軍拡、福祉切り捨て政策のバックアップを強力に進めています。全くうそつきな党です。
また、その支持者は、カルトの信者であるため、内容が何であれ、党&創価学会の中央の指令には、唯々諾々と従い、選挙マシーンとして、金ももらわず活動します。内部では成果表のようなもので、実績や活動状況の管理と、制裁があるとも聞きます。
自分自身で考えることのできない有権者。これが、カルトのもっとも恐ろしいところです。
今回の岩国市長選挙でも、創価学会がフル回転しなければ、井原候補が勝ったでしょう。
民主主義を捻じ曲げるカルト宗教の存在は、日本にとって害悪であるとしか言えません。しかもそれでいて、公明党は平和と民主主義の党などと主張しているのです。
まぁ、負け犬の遠吠え。数は力。信教の自由がある以上、創価学会の構成員が、どのような活動をするかは、法的には何も批判できません。ただ、看板と行動が背反していると指摘することができるだけです。
今回の選挙結果は、国の圧力に地方が負けたということもできますし、逆にそれだけの圧力、締め付けがあったにも関わらず善戦したということもできます。それは、また今後の市政において、民意がどの程度反映されていくかに掛かってくるでしょう。
争点は、今回当選した、福田氏の転出に伴う、山口県の衆議院補欠選挙に移りました。ここでは、前回、小泉チルドレンの福田氏に敗れたとはいえ、それ以前は議席を確保していた民主党が強いところです。コイズミの欺瞞政治がその正体を暴露されつつある今、前回のような風は、自民党に吹きません。野党は、ここを正念場として、戦ってほしいと思います。できれば共産党は候補を立てないでほしい。それくらいの空気は読んでほしいと思います。
あと、ちょっと耳にしたのですが、岩国市長選挙でも、井原氏を応援しに集まった野党陣営の中で、共産党系が、反民主党、反社民党的行動をとり、その逆もあって、選挙戦で障害が出たと聞きます。無思考に従う公明党支持者以上に、主張が強すぎて、コップの中の戦争で、足を引っ張りあいしていたとすれば、護憲小政党の存在意義を疑われます。
今回の選挙結果は残念でした。地方交付金が減らされる中、地方自治体の自立性は損なわれ、中央与党の言うがままになるという危険性が示唆されます。この構造と、たぶん今回もフル回転したであろう、利権構造の破壊のためにこそ、中央政界での政権交代を目指さなければならないと思います。
眠いし、気落ちした中で、愚痴に近い記事になってしまいましたが、意外と本質を突いている記事だと思います。あとは、物事の適正化のために、具体的に何ができるか考えていきたいと思います。
