昨日の衆議院補欠選挙で、予想通りとはいえ、自民党が勝利したことは、反安倍復古主義政権への批判を強めている私達にとっては、口惜しいものでした。
小泉時代に進んだ、「なんとも言えない息苦しい社会」と言う物が、安倍政権のもとで、より具体化しようとしている今、時代は闇夜に向けて一直線のようにも思えます。
しかし、このような時代でも。また今回の選挙結果の中にも、光明を見出すことはできると思うのです。
たとえば、北朝鮮の核実験も、補欠選挙で自民党有利に働いたとはいえ、もし、安倍政権が体制を固めて、解釈改憲による集団的自衛権行使の議論を始めている時期だったら、核実験を口実に、なし崩し的に自衛隊の強化、公海上への配備、さらにアメリカと結託しての軍事行動へ突入する危険すらあったのですが、安部政権が、この議論を行う前に核実験が行われ、国連での制裁手続きが進行しはじめた今、「解釈による集団的自衛権の行使」の危険性は、遠ざかったと考えることができます。
ですから、私は、「安倍=金正日結託説」のような陳腐で根拠の無い「煽り」を否定します。
もし、11月のアメリカ中間選挙で、共和党が大敗北した場合、アメリカでは、レイム・ダッグ状態に陥るブッシュ政権は発言力も行動力も失い、場合によっては北朝鮮との単独協議に踏み切る可能性もありえます。
そうなると、安倍政権にとって、北朝鮮問題を口実としての、右スパイラル、集団的自衛権の行使には、論拠を失い空中分解に向かうでしょう。
このように、現象を、短絡的に捉えずに、中長期戦略的に捉えれば、必ずしも、現状は闇夜への一直線ではないと思うのです。状況にどう対応していくかでもありますが。
補選の結果でも、小泉チルドレンを量産したときのような、無党派層の雪崩現象は起きませんでした。今後、安倍政権が、小泉のようなパフォーマンス政治を行う余地は少なく、政権成立直後の支持率の高い時期で、しかも勝てて当然のはずの選挙区で、大阪では共産党議員の得票も合わせれば、自民党の当選者を上回るという民意が、ここで示されています。
ですから、私達の今後の活動いかんで、無党派層や、公明党、共産党支持者の中の、意識の高い人々への働きかけで、闇夜に巨大なかがり火を焚き、その先に日の出やってくるのを待つことができると私は考えています。
少なくとも、そう希望を持って、活動を拡大していきたいと思っています。

おはようございます。
今回の二つの補選にはガッカリさせられました。
これだけ痛い目に合わされている庶民の投票行動が自民・公明候補を勝たせたということ。
しかし、投票率はかなり低く、政策論議が曖昧だったのではないのか、と思います。朝日新聞の論調にもありましたが、自民と民主の違いが分からないことが、曖昧にさせた可能性もあります。
民主党の党首を見る限り、自民党との違いが庶民を分からなくさせているのでは、とも思います。
初コメント、ありがとうございます。トラックバックはいつもいただいていますね。お返しせずにすいません。
今回の補選は、元々自民党の議席でしたので、小選挙区制の現在、当初から自民党有利であったのは確かです。
投票率が低かったのも、公明党による組織票の比重が増し、自民党勝利に結びついたと言えるでしょう。
ですが、過去、これまでも、日本国民は自民党に国会の議席の多数を預けてきました。世の中は、いわゆる庶民ばかりでなく、業界団体、農業者など多様な人がおり、また補助金行政の結果、それらの多くは自民党支持となっています。
ですから、私は以前から述べている通り、「無党派」層の取り込みこそが、重要だと考えるのです。
民主党に問題があるのは事実です。しかし、残念ながら日本には、政権を任せるに足る、リベラル政党が存在しないのが日本国民の不幸です。だから無党派層が増えるのだとも言えます。
私は、それを承知の上で、とにかく、民主主義の脅威である安倍復古主義政権を退陣に追い込むことが至上命題であり、そのためには、次回の参議院選挙、できればその次の衆議院選挙で、反自民勢力が、小異を捨てて大同につく形で、結集する必要があると思います。
その受け皿が民主党にならざるを得ないのは、辛いところですが、「巨悪」に比べれば「小悪」であり、この1、2年に限っては、民主党支持を基本に、社民、共産は比例区で議席を獲得するように選挙協力をしてもらいたいと思っています。
また、各党の執行部は、過去のしがらみで動きが鈍いのでしょうが、公明党支持者も含め、有権者自身に、盲目的に執行部に従うのではなく、今こそ決断をするときだと、呼びかけて行きたいと思っています。
補選は、自民党総裁選よりもマスコミ露出が大幅に少なく、あれでは、盛り上がらないし自民党が有利になるな、とは思っていました。
今後は、参議院選挙に照準を合わせ、準備を開始したいと思っています。
ではでは、またのお越しを。