荒海を航行する帆船で、舵取りが小沢代表、ほかに菅氏と鳩山氏が出ている。
小沢代表を他の2人で支えて、荒海を乗り切るという、単純なCMである。そして、キャッチコピーは、「生活維新」。
玄人の役者ではないし、クサイ演技と演出だとは思う。
だが、私は、このCMに一定の評価を与えている。
前の記事にも書いたが、選挙では、正論を戦わせるだけではなく、いかに票を獲得するかが焦点となる。小泉政権は、その世論誘導と小泉のパーソナリティで、自分たちの予想すら超える勝利を収めた。しかし、そこには、事前の分析と対策があったのは確かで、それが功を奏したのだとも言える。
今回の民主党のCMは、明らかに、小泉改革による、実際には国民の負担増が顕在化した今にあわせて、またさらに国民の権利を制限する強権的法規の成立にのみ注力し、消費税増税、ホワイトカラーエグゼンプションなど、国民生活軽視の安倍政権の本質を捉え、「生活維新」と言うワンフレーズで、しかも参院選の半年以上前からのキャンペーンと言うのは、一定の効果があると思われる。
護憲派の菅氏と、改憲も是とする鳩山・小沢氏の協調をアピールするのもポイントであろう。
民主党の政策は、実際には未だに流動的ではある。党内調整、世論の動向の様子見などがあるだろう。そこを見極めたいという意見はもっともである。
しかし、次期選挙をにらみ、いち早くこのようなCMを打ってきたのは、今回は民主党の側が、小泉選挙にならい、世論へのアピールを始めたということであろう。そこには次期選挙での勝利が重要であるという認識が見て取れる。
私は、民主党の政策のすべてを支持していない。特に、旧民社党系の、三流政治屋どもには我慢ならないほどの嫌悪を感じている。しかし、次期、及びさらにその次の選挙で自民党を勝利させることは何としても阻まねばならない。
とすれば、現時点では多少の意見の相違があっても、私は民主党支持を明確にしたいと思う。
民主党批判は多々ある。納得できるものも多い。しかし、今、自民党を阻まなければ、日本は、悪くなる一方である。それを止めるためには、野党第一党の躍進を望むしかない。社民党もいち早く選挙協力を打ち出しているのは、私と同じ考えに基づくものと推測する。私は、個人的にはおおむね社民党支持であるので、この動きは好ましい。
皆様にもご一考願いたい。



実は、わたしの知人がメイルくれた中では、このCMは最低の評価を受けてたんです。年配の方ですがアンチ現政権の人です。「民主党がやっているテレビコマーシャルは最低で、よくもあんな下らないコマーシャルに大金をかけているものと驚きます。このコマーシャルが流れ続ければ、民主党は惨敗するでしょう。」だそうです。
911選挙のときのことを思い出して、とっても心配です。
党大会でも散々の評判だとか。
でもですね、インテリがいいそうな批判だと思いますよ。小泉選挙の時に、国民は、インテリのご高説よりもわかりやすさを求めているのはわかったと思うのですが。
くだらないCMでも商品が売れれば良い、認知度が高まれば良いと、私は思いますよ。「くだらない」と言う人は、多分自分は上品だと思っている人です。
選挙はもっと泥臭いものだと思います。
ではでは。
大衆受けするような感じなんですね。
あの上目三白眼の岡田さんの感じじゃ、ないんですね。ほっ。
コメントありがとうございます。
さて、「大衆受けする」かどうかは、私の主観ではなんとも言えないです。
でも、意味はわかりやすいし、民主党の顔である3人が並んで出ているし。今、一番問題となっている格差社会や弱者負担増を捉えての「生活維新」と言うキャッチコピーとか。
インテリさんは、「それしか言わない低レベル」と言うのでしょうが、私からすれば、「まずそれが必要でしょ」です。小泉は、その外見とワンフレーズのみで人気を得ていたようなもの。
ご高説やかっこよさを志向していると自己満足に陥ると私は思いますが。
もちろん、今のCMのままだけではだめで、続けて何発も打って、民主党が生活視点の政党だ(実際には??)と印象付けていくの必要があるでしょうが。