原因は、多分、理由も無く自分達の味方だと信じて疑わなかった、アメリカ議会において、太平洋戦争中からそれ以前の、従軍慰安婦の問題について、非難と謝罪を要求する決議案が通りそうな状況になったことに、どう対処していいか、わから無くなった、自民党の面々の狼狽であろうか?
まず、安倍自身が、混乱している。従軍慰安婦に「強制は無かった」、「強制にも狭い強制と、広い強制が」、などとトンチンカンなことを繰り返した挙句、NHKの「総理に聞く」で、全面謝罪をしてみたかと思うと、また、「官邸サイドには強制を示す証拠は無い」などと言い出す。その間、自民党の中の混乱は続き、政府見解(河野談話)の是非やら、「党の見解」やら、「再調査するとかしないとか」、また安倍が「総理として謝罪する」と言ったのと同じ日に下村官房副長官が、「軍としての関与は無かった」とまた根拠の無い発言。
私の記憶で、今思い出せるだけでも、上記のような混乱振りである。
まず第一に、従軍慰安婦が存在したことは、誰しも認め、直接証言もある事実である。また、私が読んだ本では、明らかに軍の中の行事として行われていたことも明らかである。元兵士の証言もある。
自慰史観に立つ、安倍政権でも、否定は出来ない。それを、何とか言葉を言いつくろって、ごまかそうとし、自己矛盾や、アメリカ様の顔色などに右往左往しながら、発言を二転三転させている。
醜いというよりも、おろかと言うほかは無い。事実は事実と認めてしまえば、そしてきちんと謝罪すればよいのである。
正直、嘘をつくことを含めて、子供よりもたちが悪い。
また、政権内で意見の統一が図れないという、醜態もさらしている。
もはや、安倍に政権運営は無理なのだと思う。閣僚どころか、副官房長官からまで虚仮にされている首相は見るに耐えない。早々に退いてもらいたい。
