2007年05月04日

前言撤回、改憲論も参院選の争点に。

 昨日、東京の日比谷公園で行われた護憲の大規模な集会に、仲間と一緒に参加してきました。
 安倍の無軌道な行動に対する、危機感を募らせてか、今の主催者になって、7年目で、過去最高の7000人の参加者を集めました。
 
 さて、集会の中の講演で、i幾人かの講師が、取り上げていたのが、読売、NHK、毎日、朝日が行った、改憲に関する世論調査の結果でした。
 どの調査も結果は似たようなもので、「改憲の是非」については、改憲賛成派が多数を占めます。見出しにはそれだけが踊ります。しかし、中身を見ていくと、改憲派の改憲の理由は、俗に「加憲」とか、「創憲」と言われる、新しい権利を加えるべきだと意見が大勢で、安倍の進める、9条改悪に賛成の人は、3割前後。9条改憲反対が過半数と言うのが、すべての調査に共通のことでした。
 
 これを見ると、安倍の改憲論は全く定着していないばかりか、国民は逆の意識である。しかもそれが年々強まって来ている。っと言うことがわかります。
 この状況を見て、私は、従来述べていた、「参院選では、改憲論を争点化しない」と言う考えを改めることにしました。
 私は、加憲論者ですが、その内容を実現してくれる政党はありません。ならば、まずは安倍の進める改憲を「世論の意向に従って」、打ち破るのが、筋だと思うようになりました。
 ですから、私は、参院選で、改憲論を争点化することにします。
 
 具体的には、集会の講師の意見にもあったように、9条が、基本的人権なども含めた、日本国憲法の支柱をなしている。アメリカのような、軍事力を前提にしての平和、っと言う論理とは全く異なる「軍事力を持たない平和」を希求し、さらに、自民党の改憲案にある、一見「加憲」に近い項目も、別の項目で、すべての基本的人権が、「公共の福祉」、「公序良俗」より下位に置かれることを、声を大にして、訴えて行きたいと思います。
 こうしないと、安倍による改憲発言やキャンペーンに、乗せられてしまう市民もいると思うのです。
 カウンターは放つべきだと思った次第です。
posted by 眠り猫 at 03:52| 東京 ????| Comment(1) | TrackBack(21) | 護憲
この記事へのコメント
「改憲論も参院選の焦点に」という主張には、私はどちらかというと消極的です。ネット上で政治ブログを訪れている人達や、護憲の集会に積極的に参加している政治に関心のある人達には有効だと思いますが、政治にあまり関心の無い人達や自民改憲案の内容を詳しく知らない一般の国民に「自主憲法制定、賛成か?反対か?」の争点で戦っても不利になると思っています。(おそらく自公政権は今度の参院選で改正の中身を前面に打ち出さないと思います。)

憲法記念日の前後で、今はメディアも大きく憲法問題を取り上げていますが、1か月も経つとこのような特集記事や特集番組は殆ど取り上げないと思っています。また仮に取り上げたとしても「護憲か?改憲か?」の争点になった時に岸元首相の時のような国民の圧倒的な護憲の盛り上がりは今度の参院選では期待できないと思っています。

共産、社民はその争点を重視して戦うのはやむを得ないと思いますが、改憲反対をアピールするよりも、眠り猫さんのように自民改憲案の内容をアピールして反対したほうが国民の支持を得られると思います。また民主は今度の参院選では「護憲か?改憲か?」の立場ははっきり示さない方がいいと思っています。(もし「立場をはっきりさせろ!」としたら私は現時点では改憲でまとまると思っています。)個人的には民主は「憲法」よりも「生活」や「格差」を争点にしてその解決策として去年まとめた「マグナカルタ」を全議員がまとまって国民に訴えたほうが参院選での勝機は大きいと思います。

正直言って民主のアピール力はものすごく弱いと感じます。民主は憲法を前面に打ち出して国民にアピールするよりも、「マグナカルタ」の内容をわかりやすくまたひつこく前面に打ち出して国民にアピールすべきだと思います。今度の参院選で憲法改正の中身が国民的関心になるとは今のところ思えませんし、安倍首相の望む「自主憲法制定、賛成か?反対か?」の土俵で戦っては自公に有利になると思っています。

以前にも述べましたが、自公が改憲か?護憲か?で攻勢をかけてくるならば、民主は対立軸を移し自民改憲案反対で反撃すべきであり、護憲の立場の野党もこの民主の姿勢を攻撃すべきではないと思います。安倍首相が退陣したりアメリカでブッシュ政権が民主党政権に変わったりすると「改憲すべし!」という声は小さくなると思っています。
Posted by FK at 2007年05月04日 17:55
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