簡単にまとめてみる。
老後に年金をもらうためには、若い頃から、国民年金か、会社が運用している、厚生年金保険で積み立てをして、国民年金を管理するのが社会保険庁である。ちなみに「国民年金基金」は無関係である。
会社勤めをしている人は、普通、厚生年金保険に加入している。最近の劣悪な労働環境ではそれすら与えられないことも最近は出ているというが。
自営業や、その他会社の正社員以外の人(アルバイト、パート等)の人は、自分で国民年金を積み立てることが年金をもらう条件である。
私のように、会社の厚生年金があるところに勤務し、一度も転職していない場合、会社側の組合に、すべてデータが残っているはずであり、今回の問題とは関係ない。
しかし、転職をしたり、途中自営業や無職になったりしても、国民年金の積立金を払っていた人がいる。
この場合、最近までは、個別の雇用状態ごとに異なる保険番号が付けられていたため、その人が転職し転居したりした場合、もともとの年金台帳やデータがどこに行ったかわからなくなり、結果その分の年金が支払われないという事になっているのである。
実は、問題は、もう何年か前に、年金受給者からの提訴などで、表面化はしていた。
今回、問題が大きくなっているのは、この「詳細がわからなくなった年金番号」が、5000万件と言う、日本の人口の4割に近い膨大な数の、事務の「不手際」が、明らかになったことである。
野党はこぞって、社会保険庁を所管する厚生労働省への批判を強めた。おりしも社保庁改革法案が通った時点である。
批判に曝された、柳沢厚生労働大臣は、完全に人ごとのような態度で、失笑と非難を浴びた。安倍は、今度の参院選での争点化(まぁ、戦後長期政権にあった、自民党が責任を問われても仕方がない)をさけようとし、また、具体策は何も無いにもかかわらず、特別法を作って、何らかの支払いの証拠があれば、年金を支払う、また年金支払いの5年の時効は適用しない、っと言い出した。
この安倍の答弁の状況をテレビで見たが、そのうろたえようと、切羽詰りぶりは、笑えた。
野党からは、本人に支払った記憶があるのに、役所側で確認できない場合の救済策について詰め寄られたが、回答は出せなかった。
この答弁のところ、誰か、YOU-TUBEででも載せてくれないだろうか?あいにく私の手元に録画は無いが。
さて、野党は、鬼の首を取ったように、攻め立て始めた。選挙も間近であり、まぁそれはそうだろう。
ただ、忘れないでほしいのは、安倍は、憲法改正を争点化すると言っていた。民主党は、改憲を論ずるのは避け、生活視点で戦うと言っていた。
ここで、年金問題だけを政争の具とすることなく、本来の争点もきっちり論じてほしいものである。
改憲に反対する国民は多い。広い意味での「改憲」に賛成でも、安倍の固執する憲法九条の改悪に賛成する国民は、どの種の調査を見ても、2、30%しかいない。そして反対しているのは50%を超している。
ならば、民主党も、敵失にのって騒ぐだけでなく、国民の意思である、憲法九条第二項堅持の声にも応えて、安倍政権を追い詰めてほしい。
ここで、安倍さえ倒せば、改憲論は急速にしぼむだろう。「創憲」論はそれからゆっくりやれば良い。

長らく、ご無沙汰しておりまして、ご協力出来ず、申し訳ありませんでした。
心より、お詫び申し上げます。
いろいろありましたが、やっと、ブログの更新の時間も、取れるようになって来ました。今からでも、少しでも、参院選に向け、また、平和の声を届けます。
どうぞ、宜しくお願い致します。
(眠り猫さんも、無理せず、お体大切に…。)
調子が戻られたようで、何よりです。
私も一時、ブログを休止していました。
今後は、いよいよ選挙に向けて、安倍内閣を追い詰めていきましょう。
では。