だが、昨日の松岡農相の自殺事件に関する記事にアクセスが集中し、年金未払い問題についての記事の読者が少なかったように思う。
あらためて、簡単に触れ、今後の問題点を指摘したいと思う。
年金未払い問題は、国民年金において、転職、転居した人の年金番号がそのつど別の番号が付与されていた結果(今は換わっている)、複数の年金番号を持つ人(特に転職を多くした人など)が、社会保険庁の事務手続きの不備で、一部の年金番号分の年金が、積み立てていたにもかかわらず、支払われていなかったという事態である。
この問題は、自民党のガマガエルこと、ゲロッパ中川幹事長が開き直ったように、10年近く前から、問題の存在は指摘されていた。しかし、その件数が5000万件以上に上るということは、今回初めてわかったことである。
安倍も柳沢厚生労働大臣も、まるで人事のように話しているが、社会保険庁と言う国の機関の事務の重大な不手際であり、それは、戦後の自民党政権の元でずっと行われていたのである。
安倍は泥縄的な救済案などを羅列して、選挙前に事態の沈静化を図ろうと躍起になっている。歴代社会保険庁長官の責任を問うなどと、意味の無いことまで言い出した。妄言である。
まずは、未払いの実態をきちんと精査し、その後、落ち着いて対策を講じるべきであると思う。時効の一時撤廃などは、特別法も構わないが、今の安倍はうろたえて、妄言ばかり吐き散らしている。
ここで重要なのが、この問題が公表されたのが、社会保険庁改革法案が委員会を通過した時点であることである。
この法案は、社会保険庁に民間原理を導入し、職員は公務員ではなくなるというような内容である。
これはまずい。国の長年の不手際の(しかも5000万件)後始末を、市場原理、利益至上主義になる民間形態の組織にさせるというのは、国家としての責任放棄である。未払いの年金の支払いだけでなく、調査などにも多額の費用と膨大な手間がかかるはずであって、国の不始末は、国の機関として、責任をもって解決までもっていくべきである。それまでは、社会保険庁改革法案は、取り下げるべきであると考える。
野党からも既にその声は上がっている。安倍は事態を、参院選対策として見るのではなく、数多い国民が、自分が積み立てた年金を受け取れていないという事実を直視し、責任をもって、解決を図るべきである。

アベでございます。私への期待を表明してくれるのは誠にありがたいと思っていますが、私には無理です。できるだけそのポーズをとり国民をごまかそうと考えていますが、「国民のために!」というのは私の理念に反します。
「国民のために」は理念に反するのですか!困りますねぇ。日本国の安倍さんも同様のようです。総辞職してもらいたいです。