具体的には、現行憲法11条「基本的人権の享有」において、「国民はすべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる。」と明記されている。誤解の無いように補足すると、次の12条で、権利濫用の制限が記載され、権利は「公共の福祉のためにこれを利用する」っと現行憲法でも明記されている。
現行12条の現実面での、典型的な例は、「土地収用法」などのようなものに顕れる。
必要不可欠な公共事業に対し、地価のつり上げを目的として、土地の売却を拒むような場合に、厳正で非常に複雑な手続きの元に、適正価格での土地の強制収用を認めている場合などである。
しかし、自民党の改憲草案では、まさに、この12条に、文言を足している。
具体的には、上記の「公共の福祉のために用いること」の部分が、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚しつつ、常に公益及び公の秩序に反しないように自由を享受し、権利を行使する責務を負う。
となっている。つまり従来の12条よりも、「公益」と言う言葉が加わり、さらに「公益及び公の秩序に反しないように自由を享受し」と、基本的人権の特に自由の権利に対して、大幅な制約を加えている。
ここが最大の問題である。
この後、自民案による改憲の目玉として、「撒き餌」のように、「個人情報保護、知る権利、環境権、犯罪被害者の権利、知的財産権を規定環境権」などをあらたに規定している。いわば、「加憲論」、「創憲論」を一部内包する案のように見える。
また、私が、先日のエントリー、「自民党改憲草案が徴兵制をもくろんでいる証拠」において述べたように、現行憲法では、憲法18条で、「奴隷的拘束及び苦役からの自由」が保障されているが、改憲草案では、元々1つの文章であったこの条文を、「第1項 何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。第2項 何人も、犯罪による処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。」と、一見変化の無いように見えながら、2つの項に分けている。これは法学の解釈上の通説を知らねばならないが、同じ条文の1項、2項では、前にある項のの方が優越することを理解してもらいたい。つまり、自民党の草案では、「苦役からの解放」が、条文から、その下の「項」に格下げになり、第一項からは削除されているのである。
ここまで述べてきたように、自民党の改憲草案では、一見加憲的に新たな人権を創設したかのように見せかけている。しかし、実際には、12条の改悪(上記赤文字の部分)によって、旧来の権利も、18条の苦役からの解放も、新たに創設された人権も、全て、「公益及び公共の秩序」に反しない範囲でのみ、許容されるという、重大な意味の転換が図られているのである。
この改憲の結果としては、国の意向(公益と称する)や、公共の秩序(多数派や資本力のあるもの)の意向が、あらゆる基本的人権よりも上位に来ることになる。
私は、以前のエントリーで、現行18条から、改憲草案では、「苦役からの解放」が消滅したことと、この12条改悪によって、自民党が目指すものは、「徴兵制」に他ならないと述べたことの詳細は、ここにあるのである。
以前のエントリーのコメントには何もつかなかったが、ネット内で、他のサイトで私の「徴兵制導入疑惑」に対して、「今のこの時代にまさか」とか、「現代戦では、職業軍人だけで十分戦争はできる」などと言う、懐疑的な意見が散見されたが、本来、徴兵制禁止の役割を担ってきた18条を、上記のように2重に改悪(12条による公益の優先と、18条自体の改悪)することによって、自民党が目指すのは、やはり、徴兵制並びに、警察(昔の特別高等警察の役割も持って)が、根拠無しに、国民を拘束、苦役に服させることを可能にする改憲案なのである。直ちに徴兵制施行ではないにしても、それが可能な道筋を用意しているのである。
そうではないという人がいるならば、何故、12条と18条をこのような形に改めるのか、説明してほしい。
まさに、自民党憲法改正草案は、「国民の基本的人権の制限と、国益の名の下に、国民を拘束、服従させる意図を持つ」と言うことが、明白なのである。徴兵制へも道を開こうとしている。
この動きは、自民党の中では共通認識のようで、伊吹文部科学大臣の、「人権メタボ」発言や、極右の石原慎太郎が、自著で、「権利ばかりが多すぎて義務が少ない」と言っている事の反映である。
この憲法になると、権利は、不条理で予測できない制約を受け、義務は無限に増やすことができるのである。決して許してはならない。
参議院選挙を前に、各党の方針が出され始め、護憲勢力も意見を現わしているが、共産党が9条護持のみを叫んでいるのには、不十分感がある。上記のように、国民のもっとも貴重な基本的人権に国家による制約を加える改悪が用意されている点にも、触れて、護憲を求めていくべきであると考える。
共産主義では、公共の福祉が個人の人権に優越するのが常識だからかもしれないが、ここは、本当の意味の護憲の立場で戦ってほしい。
長くなったが、ここが、今回の選挙での、改憲に関する、9条護持と並ぶ、「肝」なのだと認識してほしい。



憲法の何たるかを知らない人間が著書で憲法を論じるな!と言いたい。
国民が国家権力に押し付けたものが憲法でしょう?義務は最低限であって当然。一地方自治体の長でしかない者が支配者を気取るな!いや、もしかして、お山の大将になって、なりたかったのになれなかった総理ごっこをしているからかも〜。
イシハラは私が最も嫌う人物です。
思うに彼は、敗戦時13歳。皇民教育を受けていながら、まだ自立した思考ができない年齢。その後戦後の混乱期の「火垂の墓」のような思いはせず、お坊ちゃま育ちで来た彼は、子供の頃刷り込まれた、戦前の価値観のままに生きているのです。
75歳になる彼にもう修正は不可能です。
彼にとって見れば、彼の価値観(戦前の価値観)と違う時代が60年以上続いたと思っているのでしょう。
バカな都民は都知事にしていますが、奴は、中川(今の中川の父親)が自殺した後、派閥を託されたのに、半年もたたずに放り出して、議員を辞めた人間です。責任感も耐久力も無い、お坊ちゃまであり、あの尊大な態度も、弱虫の裏返しです。事実奴は、統合失調症の一種である、人の視線に耐えられないチック症であることは有名です。
口の割りに弱虫なんです。
無視するに限ります。
人の死を望むのは私は好みません。はい。
ただ、東京や大阪の都市部はB層が多いので、イシハラなどが当選するのです。
でも、先の都知事選は無駄ではありませんでした。あそこで暴露された、築地市場の豊洲移転について、再調査が行われた結果、シアンやベンゼンが、基準の1000倍も確認されました。築地市場の立地の良さを見込んでの宅地開発による2兆円の利権のもくろみは、これで潰えました。ざまぁみろイシハラ。
ヨーロッパに比べてクリーンディーゼルの開発が遅れた日本の自動車産業からの多額の献金等々、まだまだあのお山の大将が私腹を肥やしながら、税金の私物化をしていると思うと、やはり。。。私の悪魔がおとなしくしていないのです m(_ _)m
ああ〜心の底から「ざま〜みろ〜石原〜」と叫びたい!!もう一言お許しをm(_ _)m 「ざま〜みろ〜コイズミ〜」とも!!
恐ろしい悪魔が、、、、、