記念として、今日は私事も交えながら、私が何故安倍政権批判ブログを始めたかを述べさせていただきます。
まず、私は、ブログを開始した9月から今に至るまで、病気休職をしています。病気の原因は過労といじめによる精神的傷害。病気の名前は過労うつ病です。
幸い、休んだ甲斐があって、病状は回復に向かい、この7月からは職場復帰します。しかし、私の心の傷が癒えたわけではありません。
私は自分で言うのも何ですが、一流の国立大学を出て、超一流企業に入り、そこでも、幹部候補生として、出世街道を走っていました。30代初めには、管理職になり、年収も1000万円を超えると言う出世振りでした。
しかし、出世したのは、能力があったからで、次々に重要で難しく、責任の重い仕事を任されるようになっていきました。そして、あるとき、1000億円以上の損害が発生するおそれがある、会社の失策を、救済するための仕事に、1人でつかされることになりました。
この仕事で、私は、一流企業に入るお坊ちゃま社員(私は実力で入ったが、7割は縁故入社のひ弱な連中)たちの無責任さを見、重要な仕事なのに、惰弱な上司が逃げ去ったために、やむなく、経営トップと直接話をしながら、立案から実務の処理、対外交渉まで1人でこなしました。そして、この時にもまた、経営陣の多くが無能であり、無責任に責任のなすりあいをし、解決のために違法行為を行おうと言う姿を目にしました。また、経営の枢要に入り込んだ結果、会社が行っている数多くの違法行為を目にすることになりました。
私は激怒しました。真面目で正義感が強かった私は、すべての仕事を自分の手元に集め、違法行為をやめさせ、そうしながら実務も進め、問題を処理しました。
しかし、その頃の私は、休日出勤を含めて月に200時間を越す残業と、重い責任に曝され、ついに過労うつ病を発症したのです。
発病後も仕事は続き、約1年後に、問題は解決しました。しかし、私は、会社に行くことができなくなってしましました。その後、仕事が出来なくなった邪魔者として左遷され、左遷先では、陰険な上司のいじめに会い、病状は悪化し、長い期間、休んだり出社したりを繰り返していました。
幸い、いじめをする上司の後任が善良な上司だったため、その元で回復方向に向かい、昨年、首都圏に戻ってくることが出来ました。それでも、病状には波があり、この半年以上は、また休養を取っている状況です。
私は、この病気を患い、回復する過程で、最初は怒り、そして憎悪、さらに不安と言うマイナスの感情に脅かされながら生きてきましたが、それらの負の感情を燃やしてしまい、清浄な心に到達することができました。難事件を解決した功績は評価されず、会社をやすむことを理由に管理職から降格され、同期と比べて、年収は半分近くに減少していますが、今はそんなことも気にならず、得られたものの範囲で、人生を有意義に過ごそうとしています。
私が、安倍政権を批判し始めたのは、彼の復古的憲法改悪を目指す姿勢と、その無知性で乱暴な手法に国民としての脅威を感じ、せめて何か出来ないかと思って、このブログを始めました。
しかし、もし、私が、エリートコースを驀進していたら、多分このような、反体制的ブログを始めることは無かったでしょう。
また、私が病気になった仕事の内容も、処理の経過も、まさに新自由主義による、競争原理の結果であり、仕事から逃げた上司や経営陣は責任を問われず、最後まで仕事を貫いた私は、病気を理由に、窓際族に追いやられました。能力的には逃げた連中より優秀で、実績を残しても、それは評価されず、不当な扱いを受けてきました。
私は、今は会社への忠誠心はありません。復帰して、給与はもらいながらも、可能な限り、リベラルな市民活動と、ボランティアなどに時間を割きたいと思っています。
私は、病気になったことにより、出世や高い賃金からは遠ざかりましたが、その一方で、会社に魂を売り渡さないで、自由に自分の信じる正義のために行動する勇気を得ました。
今は、この状況に満足しつつ、反国民的な、安倍政権打倒のために、微力を尽くそうとしています。
私が病を得た激務も、新自由主義による競争に敗れた関係会社による損害を回避するためのものでした。また、経営陣の無能と違法性、会社に対しての官僚や自民党の理不尽な要求とそれと癒着することにより地位を得る、経営者の様子を、仕事の過程でつぶさに見てきました。
私には、自民党や大企業がどのような関係で結びついているかを、実際に見ています。
ですから、これ以上自民党政権の存続を許すことは出来ないのです。
これが、私が今置かれている状況であり、安倍内閣と新自由主義に反対する理由です。
ここで、今、文字にしたものの、何十倍もの苦労と、自分の精神をマイナスな状態から、正義感をもって、堂々と生きるように昇華させるためにも、ものすごい内面の葛藤がありました。
しかし、今、得ることができた、まっすぐで、曇りの無い姿勢で、日本の政治経済に横たわる腐敗と癒着の連鎖に戦いを挑むつもりです。
皆さんには無関係なことで、申し訳なかったですが、今、私は精神的に充実しています。誰にも従属せず、自由な思考をしています。この状況を維持しつつ、がんばって行きたいと思っています。
では。
(告知)
今週は、「ネットビラ」の製作に入るので、新記事の更新は滞ると思います。その代わり、過去の記事で、重要と思われる記事を再掲することにします。




今回のエントリーを読んで何かこころを揺さぶられるような思いがしました。過去記事をひとつTBさせていただきます。
初めまして。
拙文をお読みくださり、ありがとうございます。
私のケースは、本来なら労災なのですが、争うことも考えましたが、それこそ精神的に良くないと想い、やめることにしました。今は自分に正直に生きるだけです。では、またのお越しを。
文から意思の強さと正義感が湧き出ています。
私もかんばらんばと思います。
でも、苦労なくして喜びも見出せないと思います。こういった経験をしたおかげで今の眠り猫さんがいるということに感謝しなくちゃですね。
ところで、右のサイドバーにあるAbEndのリスト、せっかくブログに掲載できたのにほとんど文字が読めません。文字の色を白か黒にした方がよくありませんか?
私は強くなんか無いと思います。ただ、病気が最悪の頃、暗い部屋の中で、恨みや憎しみに身を焦がしていた自分が、病気が回復するにつれて許せなくなり、何とか自分の心を前向きに切り替えようとはしてきました。
人間、皆、悩みや辛いことはあると思います。それに負けずにがんばりましょう。
こんにちは。
そうです。今の自分は昔の自分とは違う。会社での出世競争のくびきから解放されたことは、すばらしいことでした。
「艱難辛苦汝を玉にす」、玉になったかどうかはわかりませんが、病気前より、やさしくなれたような気がします。
AbEndTB記事欄の色は、私も気になっているのですが、どうも操作法がわからないのです。HTMLを書けないとダメなんじゃないかと。すいません。
眠り猫さん、よかったですね。
この一文、私までうれしくなってしまいました。
ありがとうございます。
>ほかに、未公開でよいと言う前提でのご意見をいただきました。
趣旨理解しました。ありがとうございます。
私も人にあまり言っていない心の傷があります。
一度できたトラウマ(脳の神経回路?)は
消し去ることはできないですが、それを逆に
利用するぐらいのつもりになれば、心のバランス
はとれるものだといつも思っています。
自己の心のコントロールは、ある意味‥
「弱い自己との戦い」ですが、今では制覇できて
いるつもりでいます。やはり、それだけ人の心を
思いやれるようになった気もします。そして
人間、やはり悩みのない人はいないんだなぁと‥
今回のエントリーでつくづく感じました。
すばらしい200回記念エントリーを
ありがとうございました。
コメントありがとうございました。
悩みの無い人はいないと思います。また、欲望の無い人もいないと思います。
問題は、それらを解決するのに、生き方として、不正や人を踏みつけにする方法をとるか、自分と向き合って、正しい心を持つかの違いがあると思います。
自民党の政治家は、多かれ少なかれ、前者です。私達は後者でありたいと思っています。
では。
コメント、有難うございました。
>会社に魂を売り渡さないで、自由に自分の信じる正義のために行動する勇気を得ました。
>今、得ることができた、まっすぐで、曇りの無い姿勢で、日本の政治経済に横たわる腐敗と癒着の連鎖に戦いを挑むつもりです。
昨年の9月に眠り猫さんのブログを見つけた時から、私は、ずっと、ブログの中に流れる、眠り猫さんの思いを強く感じていました。
どんな気持ちで、ブログを書いているのか…という事を、多くの人にしってもらう事も、とても、大切な事だと思います。
皆さんが、言っておられる様に、本当に心に響く素敵な記事を有難うございました。
コメントならびに、励ましのお言葉ありがとうございます。
私は、このブログで、自分のために何かをしたことは無いです。
そして、終始首尾一貫して、安倍復古的改憲政権へのアンチテーゼを述べてきたつもりです。逆に他の方のブログに比べると、話題の幅は狭いと思いますが、これでよいと思っています。
実は、削除したTBに、ネット右翼から、「なんでそんな会社から今でも給料もらっているんだ」と言う、嫌味がありましたが、答えは簡単です。私は、日本を愛しています。だから、日本と日本国民を破壊する自民党、安倍政権を許せないのです。同様に、私は、私の会社の普通の人たちがやっている仕事に誇りを持っています。その上に立つ、卑怯な連中を排除したいと思って、社内でも活動しています。
誇りを持たないネット右翼には理解できない考えでしょうが。
ではでは、お元気で。
大きな会社で働いておられた方が、よくここまでご自分を見つめ直し、世の中のからくりに敢然と立ち向かう決意をなさったと、感動いたしました。
書いていらっしゃることがスーと、頭にはいるような気がします。私には難しいこともたくさんあるのでこれから、ゆっくりと読ませていただきます。
ありがとうございました。
とても強い方だとお見受けいたしましたが、お体にはどうぞ十分に休養を与えることをお忘れになりませんように。(老婆心)
お言葉、いたみいります。
うつの一番ひどかった頃、薬の副作用と、恨みや、不安と言うマイナス思考の中で、暗く、渾沌とした日々を過ごした時期もありました。
しかし、そこで負けてはダメだと思い、何とか自分の心を制御することができるようになりました。
私は強くはありません。ただ、不条理に負けたくなかっただけです。
では。