2007年08月01日

【お題】「安倍首相続投により、政局はどう動くか」

 前のお題「日本における2大政党制の是非」は継続しています。引き続き、ご意見のある方は、昨日の記事にコメントください。

 ちょっと毎日新聞の社説にインスパイアされたので、時事ネタのお題をもう一つ。
 毎日新聞は、選挙の終盤ごろから、具体的な安倍批判をはじめ、最初は新自由主義批判でした。そして、選挙後も安倍の続投に対して、具体的な表現で、痛烈に批判しています。
 今日の社説はこれ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20070801k0000m070156000c.html
 どうして突然、中庸を保ってきた毎日新聞が、自民党批判の急先鋒に変わったかは不明ですが、述べていることは至極もっとも。

 安倍自民党が言う、2つの嘘、「今回の敗北は首相の責任ではなく、年金と政治とカネの問題で逆風が吹いたためだ」と言うのと、「(美しい国づくりと言う)改革をすると国民との約束がある」ですが、実際には、国民のための政治を何一つせず、戦前回帰の復古的法律を強行採決で強引に通しまくり、国民向けにはゴミ拾いや地震被災地への3時間視察と言うような「アフォーマンス」しかしてこなかった安倍個人に対する批判と嫌悪が強かったと言うのが事実だと思います。

 さて、では、今日のお題です。安倍が何故敗北したか、何故居座るかを含めて、「安倍首相続投により今後の政局はどう動くか」です。
 これは推測になりますので、私としては一々意見をつけませんが、皆さんの認識と、今後の見通しを述べてみてください。
 ではでは。

(追記)
 ネットビラは、選挙期間が終わったので、削除の予定でしたが、存置の要望がでたので、当面残します。
内容の更新はあまりしませんが。現在見られない場合は、「非表示」に設定換えしてあるためです。設定を戻します。
posted by 眠り猫 at 04:33| 東京 晴れ| Comment(12) | TrackBack(18) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは、お疲れさまでしたm(__)m
自民党惨敗にも関わらず首相続投とは呆れますが、今の自民党は常識が通じないので、らしいかもしれませんね…国民は大迷惑ですが…;
私個人の考えなのですが、続投するのは「集団的自衛権」と「テロ措置法」を強行に押し進めたいからではないか、と思っています。安倍氏は国民の信頼を完全に失っているから、すべてのドロをかぶってから降りてもらおう。今年いっぱい(予算案まで)は安倍内閣でいこう、と考えているのではないでしょうか?だから、今迄よりさらに強行姿勢になる気がします。
私個人としては、安倍氏は辞任すべきでそうしないと怖い、という思いがありますが、一方で、ここで変わらない方が国民の危機感が高まって政治に敏感になるかな〜とも思ったり…
「参院だし今回だけ民主党に入れるけど衆院だったら自民党に入れよう」と思って今回投票した人の意識も少しは変わるかな〜と考えたり…
民主党がどう動くかで変わると思うのですが;難しいですね;
Posted by うろこ at 2007年08月01日 10:02
毎日新聞の変化に気がついたのは4月頃からです。その前から「記者の目」等著名入りコラムなどには、他紙に見られないまっとうな勇気ある発言が目立ちはじめていました。
今日の従軍慰安婦の社説など、米議会とは違った冷静な観点と日本の対処を求めた、私の意見に近いものでした。左派には不満でしょうが、冷静な歴史の点検と評価に裏打ちされた議論ができるまで、冷却期間をおくべきでしょう。
Posted by ましま at 2007年08月01日 10:24
今晩は、眠り猫さん。
これだけの歴史的タイハイで首のすげ替えが出来ない与党の「硬直性」「鈍感さ」は、これまた歴史的です。
小選挙区に伴い党中央が公認権を握ることで異論が言いにくくなった、また小泉派罰力学無視人事が大衆受けしたことや、更には公共工事等利権配分力の低下が生み出した構造的弱体化を示しているんでしょうね。(次期総選挙に向けて、多少予算制約を無理しても一定の地方への選択的予算配分がありうるでしょうから、その辺りの監視も野党側の総力を挙げてやらなアカンかも。)
小泉改革の正統の後継者であるという自負が強く、今回の選挙でも「政策論争で負けたわけではない」という感覚を持っているのが安倍首相続投の判断材料なんでしょう。でも小泉氏の超一流のパフォーマンス、返り血はおろか、玉砕も辞さない、果敢さを安倍氏が継承していないのは誰の目にも明らかでしょ。安倍首相で総選挙は不利、国会でも野党の攻勢を受けても、世論から同情は沸きにくい、故に政局は当面野党主導で進むというのが僕の観測です。
Posted by sansuke at 2007年08月01日 22:18
>うろこさん
 そのご意見には、私も賛成です。さらに加えて、消費税増税への道筋も安倍に押し付けようという気持ちは与党内にあると思います。
 ただ、安倍個人は、自分が捨石になる気は毛頭無いものと考えます。麻生ほかは、「火中の栗を拾わない」と言うのが、今回の安倍続投支持になったのでしょう。
 「反戦な家作り」さんの今日のエントリーにもありますが、安倍は、今後さらに強硬な反対派弾圧、マスコミへの統制強化などを行うと思われます。
 その一方で、この参院選でノーを突きつけた国民は、安倍がさらに強硬路線に出れば、さらに支持が離れると思います。お灸をすえても、ひどくなったと思えば、民主党が選挙戦で標榜したリベラル政策を実現に向けて努力するなら、安倍の自滅もあり、政権の座が近づくでしょう。しかし、民主党内の右派の問題や、小沢代表自身がかつての自民党土建利権政治家の代表であった事実から、今後の同党の動きには注視が必要と思います。
Posted by 眠り猫 at 2007年08月02日 00:44
>ましまさん
 毎日新聞は、社説以外では、以前からまともなことを書いていましたね。しかし、社説で新自由主義を明確に非難したのは、参院選終盤からだと思います。ちなみに財界の意見代表である、日本経済新聞は、新自由主義マンセーの論を今でも展開しています。その意味で、政局の流動化は、マスコミ各社のスタンスにも影響を及ぼしそうです。ゴミ売りと産経は変わらないでしょうが。あの2社には理念など無いですから。
 慰安婦への謝罪決議への社説は私も読みましたが、私は、やや抑制的な記事と思いました。もっともな内容を書いていますが、結論としては、現在の与党の公式見解を支持するもので、安倍の朝令暮改の発言の揺れを批判するには少し弱いと感じました。私としては、謝罪の意志は示している、っと主張するなら、あらためて、元慰安婦の方の面前で、安倍かもしくは政府全権代表が、あらためて謝罪すれば済むことだと思います。それをしないということ自体、自民党の本音が見えるように思います。
Posted by 眠り猫 at 2007年08月02日 00:51
>sansukeさん
 私もほぼ同じ認識です。
 自民党が、今回の敗北の原因を直視していないのは明らかで、選挙後の世論調査では、さらに安倍支持率は低下しています。昨日の赤城農相の遅すぎた辞任とその屁理屈の理由には、国民は一層反発するでしょう。
 北海道新聞の調査では、これまでで最低の支持率21%が出ました。また日経の調査でも、同社の調査としては最低の27%、さらに不支持率が激増して、7割に近くなっています。これは、無党派のほとんどが、安倍は要らないと考えている証左です。
 コイズミは、確かに自民党土建政治の枠組みを破壊しました(完全ではないですが)。それは評価に値しますが、他の政策はポピュリズムによる体臭捜査はうなづけません。
 安倍は、自民党の論理そのままに政局運営を続け、国民の審判を今度こそ受けるべきでしょう。
Posted by 眠り猫 at 2007年08月02日 00:58
【今日のまとめ】
 安倍内閣続投に、皆さん醒めた見方をされているようですね。ただ、続投により、さらに強硬路線、マスコミなどへの圧力が増えるであろうことが予想され、当面、国民にとっては不幸な状況になりそうです。「きっこのブログ」などは、見せしめに血祭りに上げられる可能性があると思っています。
 しかし、それがさらに自民党からの離反を進めるであろうことは間違いなく、自民党は自滅への道をひた走っているような気がします。
 民主党の公約を果たす責任と、リベラルが選挙向けの顔ではなかったということを示せれば、民主党有利と思われます。
Posted by 眠り猫 at 2007年08月02日 01:03
安倍首相の続投を歓迎し、
その覚悟を高く評価したい!


「政府や政治に向けられた不信すら一掃できないようでは、新しい国づくりなんてできないぞ」
が国民の強い声だと受け止めた安倍首相!!【安倍内閣メールマガジン 第40号】より

 多くのマスメデアは安倍首相の続投に批判的な姿勢で報道している。しかし、この参議院選挙は安部政権が誕生したとき掲げた「戦後レジームからの脱却」の政策に対する正当な批判ではなく、それは、年金問題、政治資金問題、郵政選挙の反動等々で、一時的な風に乗せられた批判が多かったのではないか。

 又、参議院の使命から言っても、このような事で安易に首相が辞任することは、国民に約束した政策を途中で放棄することになり、かえって無責任な態度であると言えましょう。一年もたたない安倍政権に成果を求め、退陣を求める国民の姿勢も民主的なものとは言えないだろう。まだまだ国民自身に二大政党制を受け入れる土壌が出来ていないのではないか。

 衆参逆転の困難な政局に立ち向かっていくことこそ、真に日本の将来を考えている首相であると言えましょう。安倍首相は、参議院選挙直前のメルマガで次のように決意を語っている。

 『こうした「原点からの改革」には、大きな抵抗は避けられません。しかし、子どもたちの時代の日本、50年先の日本をつくりあげることは、私たちの世代に課せられた責任であり、いかなる抵抗にさらされようとも、改革から逃げることは許されません。
 今、こうした改革へのチャレンジは、一歩一歩確実に動き始めています。いかなる状況にあろうとも、原点を見失うことなく、改革を着実に前進させていくこと。私は自らの使命を果たしていきたいと思います。(晋)』と。

 今こそ、良識ある日本国民は、困難な政局に立ち向おうとしている安倍首相の「戦後レジームからの脱却」への戦いを支援していこうではないか!

 混乱する今の日本再生に、民主党のばら撒き的政策の甘い道は、残されていないのではないのか。安倍首相の続投を歓迎し、支援したい。
Posted by hagukumu at 2007年08月05日 16:35
>hagukumuさん
 初めまして。
 私として特にコメントをつけるつもりはありませんが、このブログを見つけて、ご自分の意見を発表してくださったことに感謝します。
 ただ、できれば、官邸メールマガジンそのままと言うのは少し芸が無いです。私も既に読んでますので。今後は議論の土俵を作って、進めていきましょう。
Posted by 眠り猫 at 2007年08月05日 16:49
永田町から程遠いところで生きていて、一次情報もなく、経験に裏打ちされた方法論もない我々の政局論など、印象批評の域を出るものではありません。
それよりも我々が実現してほしい政策への支持を表明し続け、メールなどで議員へアピールすることがネット運動として大事なことではないかと思います。
Posted by ゴンベイ@AbEndフォーラム at 2007年08月08日 04:11
選挙中に小選挙区制と二大政党制ドライブを強く批判し続けていたのはいいのですが、選挙後は、民主大勝は単なる振り子の揺り戻し、小沢は何をするかわからないと延々と同じような政局論を続けるブログがあります。
選挙後は産経新聞読者かと思えるくらいに小沢と民主党批判を続けるそのブログ、何と共産党支持の!
政局論に嵌るとろくなことはないです。
Posted by ゴンベイ@AbEndフォーラム at 2007年08月08日 04:27
>ゴンベイさん
 一つ目のご意見ですが。
 まことにその通りと思いますが、ここは教室なので、別に戦うための場ではありませんので、色々なお題を出して、意見交換を目指しています。
 結局このお題には、あまりご意見は着きませんでしたし。

 2つめですが、そのようなブログは私も良く見ます。
 選挙中は民主批判を余りしなかった共産党系ブログを多少見直していたのですが、結局自己批判なしで、民主党を罵るだけの有様は、見苦しい限りです。この状況では、共産党は、社民党より先に国会で議席を失うでしょうね。
 ではでは。
Posted by 眠り猫 at 2007年08月08日 19:49
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