今日は、「猫の教室」の夏休み中の登校日です。
ここで新たな【お題】を宿題として出します。
【お題】は、「日本の外交、安全保障の目指す道は何か?」です。
いくつか例示するので、その中から選びコメントするか、独自の意見を展開しても結構です。
@ 憲法改正、日米安保破棄。自主独立、再軍備強化、核武装容認により、真の独立国を目指す。
A 憲法改正、再軍備強化、日米安保見直しにより、軍事的独立性を上げ、日本の独自性を発揮する。
B 再軍備強化だが、日米同盟を重視し、アメリカと行動を共にすることで、国際社会で一定の地位を得る。
C 憲法の部分改正で、自衛軍を保有し、独自性を持つ。海外派遣部隊は別途保有する。(民主党改憲草案に沿った考え)
D 憲法の部分改正により、自衛隊を合憲化するが、あくまでも専守防衛に徹する。海外派兵はしない。
E 憲法を改正せず、自衛隊は現状のまま、もしくは縮小し、海外派兵も行わない。
F 憲法を改正せず、自衛隊も縮小・廃止の方向を目指す。海外派兵はいかなる理由でも行わない。
G 以上のどれでもなく、スイス型武装中立を目指す。
H 以上のどれでもなく、コスタリカ型、多方面外交による非武装中立を目指す。
ざっと分けただけでも、これだけのバリエーションがあります。類似の概念も多い(AとGとか)ですが、よって立つ思想が違うので、別の項目にしました。
旧社会党の非武装中立論は、Hを目指していたわけですが、村山政権では、DまたはEに近い政策を取りました。共産党は、現状、この点をあまり明確にしていませんが、憲法9条を守ることを党是としている以上、FもしくはHの考えのはずです。(違ったらご指摘ください)
民主党の改憲草案は、Cを目指しています。
自民党安倍政権は、改憲してBですね。ただし、@的野望も隠していません。
右翼は、@またはAです。誤っているとは言いませんが、どうやって日米安保を破棄するのか、またどの程度の軍事力を求めるのか、その軍事力で何をするのか、が明確では無いです。
泡沫政党、「維新政党新風」のように、完全に@で、しかも目的は北朝鮮征服と明言しているところもあります(理由はサッパリわかりません。)。
私の意見は、後日発表します。
皆さんの自由な発言に期待します。
特にレスはつけませんが、面白いものには質問を投げるかもしれません。
ではでは。暑さもあと少しです。頭の体操にどうぞ。




色んな条件・限定句がつくので、なかなか答えにくいですけど、大雑把に・・。
自衛力は要ると思います(その抑制的な使い方を学ばないと、今度こそ破滅しますけど)。派兵すべき時もあり得る[下記の通り、軽武装という想定下では、その余力はありませんから、治安維持活動よりも、予防的な貧困救済援助とすべき]。
今の不安定な国際情勢や国内の議論の浅さ[弾圧・過労等による言論抑圧状況下]では、当面、護憲・軽武装・もう少し距離を置いた日米安保維持のまま
を選ばざるを得ませんね。
上の分類で言うと、D〜Eってところかな?
改憲して国軍化しても、米軍の露払い[鉄砲玉?]にしかならないので、世界の安定に主体的に寄与できませんから。
将来、民度がアップして[神さん・ショウチョウに頼らず、人民が国を制御できる共和国として]、米国からひとり立ち(A〜Cにせよ、Gにせよ)できるようになれれば好いんでしょうけど、その場合でも@の核兵器の保有は問題外ですね。
近い将来、もっと世界が安定すると判断できるなら、辻元清美ちゃんのようにHと、言いたいところですけど、今後ますます不確定要素が増すと思います。そこが排外主義・戦争屋の「付け目」とはわかっていても、
無防備のまま[憲法前文にあるような]「諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意し・・日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓」いかねます。
国に対しても、国際社会に対しても、そういう意味で、非国民です、僕は。
あ、おまけ、
核武装論「日本は核武装したくても出来ない仕組み」について、
去年、雑誌『世界』に、吉田康彦さんの興味深い記事がありました。
探してみたら、ネット上も↓。
http://www3.ocn.ne.jp/~yy-dprk/nuclear/sekainippou1006.htm
ああ、結構長くなってしまいました、では。
ほぼ同じ内容[上の方がコンパクト]で、こっち↓が「世界」の文章でした。
http://www3.ocn.ne.jp/~yy-dprk/nuclear/iwanami-sekai07-01.htm
1.集団安全保障
2.日米関係
3、憲法9条
結論から言いますと私は現時点(皆様の意見を参考にして変更する場合もあります)では、4がベターだと思っています。
1の集団安全保障(国連決議による派遣要請)ですが、私は日本の軍事力、国力は憲法制定時よりも世界に占める比重は大きく高まっていると思います。(軍事費もGDPも世界のトップ5に入っていたと思います。)(国連の決定が全て正しいとは思いませんが、現状ですと各国や同盟国で各々軍隊を派遣するよりもはるかにいいと思っています。)
その日本が国連の決定に基ずく派遣(派兵)要請を断ることは次の3つの疑問を持っています。
1.実際に危険を承知で派遣の要請に応じている他の多くの国連加盟国との間に不公平感が生じないか。(仮に日本が危険を承知でそれでも世界平和の安定のために派遣しているのに、中国、韓国が危険だから派遣しない、という方針の場合不公平に思う国民も多くいるのではないのか)
2.仮に日本と同じように派遣は危険だとして、要請を断る国が多く出てくると国際秩序は保てるのか。
3.派遣の代わりに日本にしかできない他の貢献で穴埋めできるとしているが、本当に日本にしかできないのか。またそれは危険な派遣に匹敵するほどの貢献なのか。
個人的には派遣反対でこれらの疑問を解消できる明快な主張にはまだ接していません。社民党(共産党)の主張は自衛隊の縮小・廃止を目指すものですから納得できますが、どの位の期間でどの程度まで行うのかあいまいだと思っています。また現状(北の核、韓国との竹島、中国との東シナ海、尖閣諸島の領土問題など)において自衛隊の縮小・廃止が適切な選択だとは思えません。また両党ともこれに加えて日米同盟の破棄を掲げています。多くの国民はこれらの政策では不安になると思いますし、不安を取り除く説明もできていないと個人的には思っています。(民主の右傾化を阻止するために、共闘を組んでいる社民には頑張って欲しいと思っていますが)
ps)長くなったので2.3.については後日述べます。
日本を武力で攻めなきゃならない事態というのは、日本が他国(例え−アメリカとかね)の傀儡でない限り起きえません(日本はそんなに魅力のある場所じゃないよ)。ということで、今のままで武力強化するのが、一番危険な道です。
宿題というのは、早くやっつけてしまわないと安心して遊べませんのでさっそく。
答えは H ‥です!
本当に平和を維持できるのならば「スイス方式」でもいいのかと、一時は考えたこともありますが、近年はあまりうまくいっていないようですし、やはり自分の思いを妥協するべきじゃないと思い直しました。
やはり、大きな意味で、武力では何も解決しないと思います。というよりも悪化するだけです。今のアメリカのやりかたでは、たぶんテロは増えるいっぽうです。恨みというのは、子や孫へと継承されていくのですから。それは、いろんな意味で、日本が一番知っているはずですよね。
解決策は「謝罪&許容」これしかないと思います。
どこの国にせよ、低姿勢に謝罪している国を攻撃する国はないと信じます。これが私の安全理論です。(ここでは、それにつけこむ‥云々の議論はまた別ということで)ど素人の庶民理論で申し訳ありません。
憲法の字句をどう変えるかにより、判断は変わります。(1)と(8)、(7)と(9)の違いも明確に捉え切れません。
憲法改定内容は自民党新憲法草案(2005年10月)のままと仮定します。(1)は外征可能な常備軍主体、(8)は民兵主体の専守防衛、(7)は非武装の保護国化と仮定します。
当面は(6)。将来は(7)または(8)を経て(9)を目指します。
今後の周辺諸国との関係改善の度合、周辺諸国及び米国の民主化や安全保障政策の推移を見極め、過渡期には(7)と(8)のいずれかを選びます。
(1)は世界最大の軍事力+単独行動主義の国を敵に回すことになります。
(2)は「核の傘」を考えると(1)に至る過渡期のありようです。
(3)は現政権の路線ですが、米軍の補完戦力として犠牲を強いられるばかりか、米国以外の各国との関係悪化につながります。
(4)は国連のスタンス次第で(3)同様となります。
(5)でも交戦権が認められるので、集団的自衛権の行使を通じて専守防衛は有名無実となります。
現行の自衛隊は、周辺諸国が日本に対し使える武力に比べて強大過ぎます。シビリアンコントロールも不備です。条約改定の国会承認を経ずに実質的な安保条約改定をしてしまうなど、現在の日米同盟路線は民意の信任を得ているとは言えません。
したがって、基盤的防衛力が安全保障の基本政策とされていた旧ガイドライン時代の
自衛隊にまで防衛計画、部隊編成、装備訓練を縮小すべきです。
今後予定される集団的自衛権の部分容認、海外派兵一般法の整備、宇宙の軍事利用の解禁、米軍の海外軍事干渉の拠点強化と日米両軍の一体化を進める米軍再編、そして憲法改定は一切認められません。
日米両国の軍事力が周辺諸国に脅威を与えていること、日本の戦争責任や植民地支配を否定する勢力の拡大が世界各国に恐怖を与えていることから、周辺諸国の対日感情は良好とはいえず、これが全体主義的な政治体制の温存や軍事力増強をもたらし、それが日本国民の意識に作用しています。前の戦争の戦争責任を反省し後世に伝えること、軍事以外の手段による平和構築により周辺諸国との緊張を緩和することが、自衛隊廃止に向けた前提となります。
その際、日本の侵略への反省の度合い、米国の安全保障政策、近隣諸国相互の問題に対する解決ルールの確立の進展により、スイス型の武装中立を選択することも可能となります。
周辺諸国との相互依存関係と諸国民相互の信頼関係の進展にともない、相互の軍事力の水準の低下、そして非武装中立への道が開けます。
2.の日米関係からの意見を述べます。
日本が戦後(戦争に巻き込まれなかっのは)他国への侵攻を抑制できたのは9条の意義が大きかったと思いますが、他国からの侵攻を防げたのは日米安保に起因していると思っています。私は9条さえ守っていれば、他国が絶対に日本の領土や領海を脅かさないとは思っていません。(安全保障は他の分野と違って失敗が許されない分野だと思っています。)
私は日米安保は現状では日本の国益にかなうと思っています。将来的には中国の政治体制の動向を見守りながら、東アジア共同体的なものを目指してもいいと思っていますが、今は一方的に自衛隊廃止や日米同盟を解消する時期ではないと思っています。
ただ何でもかんでもアメリカの要求に従うのは反対です。場合によっては日本の立場を不利にしたり、国益を損なう恐れもあると思います。今回の民主党のテロ特措法延長反対の表明にはアメリカも気分を害するかもしれませんが、これを持って安保解消をしてくるとは思えません。また(5大国の決定した)国連の要請に応じることによって、アメリカの賛成した決議には協力する事も可能ですし、拒否した決議には協力しない事によって、(日本国内の基地提供と合わせて)双務的でない事に配慮している意志を示す事ができると思います。
理由@スイスは大国に取り囲まれた小国である。A嘗ては国民自らが海外へ出稼ぎに行ってでも国を守ろうとした勤勉で実直な国民性を持っている。B永世中立は国を守るための手段であって、目的ではない。C大戦中はヒトラーに攻め込まれても専守防衛で戦った。D国民一人一人が強い意識で平和を守るために努力している。E大統領の名前を知る人は少ない。つまりは国の権力者がいない。Fカントンと呼ばれる州の自治権が強く、民主主義が定着している。G自主独立の精神が強く、多国の干渉には抵抗するが、自ら相手を誹謗、中傷するこはない。以上。
3.の憲法9条との関係について意見を述べます。
私の立場は自衛隊容認、日米同盟容認、海外派兵容認です。憲法9条を素直に読めば憲法違反だと思っています。従って本来であれば改憲を主張し(今の9条のように各党や国民によって各々解釈が大きく異なるのではなく)事前にあらゆることを想定し、国家が軍隊を使用する場合の歯止めを各党や国民の間で意志を統一すべきだと思います。
ただ今のメディアの報道姿勢や民度からすると、単純に「護憲か、改憲か」とか「自主憲法、賛成か、反対か」のように内容についてはふれず、変な二者択一で判断されてしまいそうで怖いです。私は現状では集団安全保障の参加についてはできるだけ抑制的にしておいた方がいいと思っています。(どうしても派遣要請があれば従うべきだと思っていますが)。ずるい方法かもしれませんが、その目的のために今の9条のままの方が国連の方も強い要請がしにくいのではないかと思っています。
私は海外で自衛隊が活動する場合は「日の丸」の代わりに「国連旗」を使用したほうがいいと思っています。また国連の武力行使決定の決議も5カ国の決定ではなく、あらかじめルールを決めておいて、それに即した決定をしたほうがいいと思います。私は世界平和と日本の安全保障の確保のためには先ず公正・中立と思われる警察的なものをつくり、その後で各国が武力の縮小、廃止を選択できるようにさせる方が現実的だと思っています。
日本が国連安全保障理事会での常任理事国を目指した時、「米国が二票持っても、意味がないだろう」と公言する外交官が多数いた。国際的に見れば、自主的な主張を発言しない国家など、一人前の独立国と見なされない。国連のベテラン外交官の間では日本など「ATM国家=黙って金を出す国家」に過ぎないのだ。
対米従属外交に苛立ちを感じて、「日本は核武装すべきだ」という自称「愛国者」がいる。日本が国際的に発言力が弱いのは、核を持たないからと考えているのだろう。これは、本末転倒の議論である。CNNが催した、米国民主党大統領候補の討論会で、バラク・オバマ上院議員は「仮にパキスタン政府が了承しなくとも、パキスタン領土内のイスラム原理主義者は(米軍が)攻撃するべきだ」と発言した。パキスタンは、核武装している国である。しかし米国は、パキスタンの意向など無視できると考えているのだ。ライス国務長官は、「北朝鮮の核など、米国にとっての脅威にはならない」とはっきり言明している。ライス国務長官は、着飾った虱=マダム寿司=小池短命大臣には詳細を話さないだろうが、北朝鮮の核開発状況を詳細に把握している。60年遅れで核武装したところで、相手にされないのだ。
このような状況で、米国と対立して日本が核武装することが可能だろうか。仮に米国内の一部軍需産業と結託して、多大な費用を支払って核武装ができたと仮定して、国際的に日本の発言力は高まるだろうか。今以上に日本は、国際的に孤立するだけではないのか。
では、どうすれば良いのか。
日本の外交力を高めるためには、まずキャリア外交官全員をクビにすることから始めなければならない。そして、元大使といった先輩たちの影響力を排除しなければならない。特に元駐米国大使などは「諸悪の根源」といった存在だから、よ〜く頭を潰しておく事が肝要である。
国家の外交は、一朝一夕に満足できる水準に引き揚げることはできない。仮に政権交代があろうと、基本的な方針は筋を通さねばならない。その筋とはもちろん、平和憲法そのものである。
この62年間、朝鮮戦争、ベトナム戦争、3回に及ぶ中東戦争から現在米国が独自に戦っているテロとの戦争(?)まで、日本は直接的な当事国とならずに漁夫の利だけを得てきた。しかし、今後も幸運が続く保障はない。一部の反動右翼が言うように、北朝鮮の将軍様が日本占領を策謀しているからか? しかし金正日は、ハリウッドや日本映画のDVDを2万本以上も持っているらしい。毎日1本見たとしても54年間は掛かる計算だ。将軍様は喜び組の相手もしなければいけないし、後継者は幼いし、戦争などしたくはないだろう。
では北朝鮮から仮想敵国としての日本へ宣戦布告する可能性はないのか? 私は、かなりの確率であると推測する。一部の特権階級を除いた大部分の北朝鮮市民は、日常的な飢餓状態にある。彼等は、たとえ戦争に負けても今より悪くならないと考えている。なぜなら、現在が最悪なのだから。織田信長が手古摺った「一向一揆」がそうだった。餓えた農民は、死ねば極楽浄土へ行けると信じて、喜んで戦いに参加したのだ。鉄砲など優れた兵器を持ち、よく訓練され武力では圧倒していても、「死ぬことを恐れない農民たちの信仰心」が戦国武将を打ち負かすこともあったのだ。
日本はすぐ傍に、餓えた国民が1700万人(?)もいる北朝鮮という国があることを忘れることはできないのだ。
1989年のベルリンの壁崩壊以来、ソビエト連邦の解体など国際社会の秩序は劇的な変化を遂げました。例えばフィリピンは、在外米軍基地として最大級であったスービック基地とクラーク基地を1992年に返還させています。両基地はベトナム戦争の最前線基地として米軍が使用していたものです。米軍は、無償でグアムへ移転しました。沖縄の米軍のごく一部がグアムへ移動するのに、なぜ日本は7000億円もの費用を負担しなければならないのか。フィリピンは米西戦争の後、約50年間米国の植民地だった国です。そのフィリピンよりも日本の外交能力が優れていると思えるでしょうか。
まあ日本のために弁解するなら、1991年のバブル経済崩壊、日本新党結成以来の政局不安定化、オウム教団事件、阪神淡路大震災・・・・・・などなど、日本国内の政治と経済と社会で大きな変動が続き、海外の動きに注意する暇がなかったのかもしれません。それにしても当時、日本には専門の外交官などいなかったのでしょう。
将来の外交を考えた時、左翼の人が言うように非武装中立でじっと引き篭もっていればいいのでしょうか。しかし左翼がただ守ってきた平和とは、真夏の氷柱のようなもので、どんどんと融けて細くなってきています。私は今後は考え方を変えて、積極的な外交努力を積み重ねて、世界中に日本の友好国を増やす努力をすべきだと思います。
具体例を一つ出してみましょう。トルコという国があります。行かれた人は知っているでしょうが、「トーゴー」というブランドのビールがあります。日露戦争の時に、日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を破った東郷平八郎元帥を記念して作られたものです。(国粋主義者が泣いて喜びそうなビールですね。)当時、ロシアの南下政策に困っていたトルコは、それ以来ずっと日本贔屓なのです。サッカーのワールドカップで日本と対戦したときに、「日本が他のどの国と戦っても、トルコ人は日本を応援するよ。しかし、トルコと戦う時だけは駄目なんだ。許してくれ」と言ったトルコ人がいました。
トルコは今、二つの大きな外交課題を抱えています。一つは、国境を接するイラクとの周辺に住むクルド人の独立問題です。クルド人は独自の言語と文字を持ち、約3000万人いて、国家を持たない最大の民族といわれています。
もう一つの課題が、1999年にEU加盟申請してなかなか認められないことです。EUは今や域内人口5億人以上(米国の2倍)と、圧倒的な経済力で成長しています。しかし、トルコの加盟が認められない。これは私の想像では、イスラム教国との文化摩擦ではないでしょうか。
EU諸国と日本は、経済的文化的に深い繋がりがあります。ということは、発言力があるということです。前述のように、トルコ人は百年も昔から日本に非常な親しみを持っています。そしてここが重要な点ですが、日本はキリスト教国でもイスラム教国でもありません。つまり双方に発言力があり、どちらか一方だけの味方ではないという、仲介者としての理想的な立場にいます。そしてEUが拡大することによって日本は多大な貿易上の利益を得ます。で、ここで質問です。日本の外交官は、日本政府は、日本国民は、トルコのEU加盟についてどれだけ尽力しましたか?
他にも日本に友好的な心情を持つ国は、ブータン、トンガ、マレーシアなど挙げられます。内向きの議論ばかりせずに、味方を増やし、平和を拡大する努力を続けて行きましょう。それが外交ということだと私は思います。
コメントをたくさんいただき、ありがとうございます。
理想としてはHをめざし、底へいたる過程で、D、E、Fを選ぶ方が多いようですね。
FKさんが、3つのコメントのうち、3番目が、別に悪い内容ではないのですが、前の2つと微妙に異なります。以前、名前を騙った例があったので、今回もどうなのか、お返事をお願いします。
隠居老人さん、力の入ったご説、ありがとうございました。勉強になりました。
短いけれど、鋭いのはsuyapさんだと思います。理想を求めてこその政治と言うのは、私も全く同感です。
寝子さん、初めまして、ハイレベルな考察をありがとうございました。
katcanさんだけが、「スイス方武装中立」支持でした。それも一つの考えであると思いますし、スイスの実情について、情報ありがとうございました。
全部目を通しましたし、個別にお返事もしたいのですが、コメント欄の不便さがあるので、今日、別の記事を立てて、私の意見とあわせて、お返事に代えさせていただきたいと思います。
では。
他意はありません。全部読んでますから。
とても、「ご隠居」ではない、熱意に、もっとご活躍いただければと思います。
ちなみに、トルコは、ボスボラス海峡を持ち、黒海に面した帝政ロシアの時代からのクリミア半島を巡る争いにより、ロシア、ソ連の脅威に長年曝されていたのは知っていますが、トーゴービールがあるというのは初めて知りました。
私が知っているトーゴービールは、確かロシアのムルマンスクを本拠としたバルチック艦隊の脅威に曝されていたフィンランドで、日露戦争の日本海海戦でバルチック艦隊を壊滅させた東郷に快哉を叫んで、「トーゴービール」を作り、今に至るには知っていました。トルコにもあるとは。
おっしゃるように、日本に友好的な国と言うのは意外とありますよね。そういう国との関係を深め、さらに「友達の友達」と言う関係で、世界中に友好関係の拡大を図るのは、対米関係を今のままにしても、試みる必要はあると思います。