今日の記事の主眼は、舛添要一参議院議員(入閣が取りざた)や、民主党の前原衆議院議員の師であった、故・高坂正尭(こうさかまさたか)京都大学教授らの論を批判しつつ、現行憲法改定、武装親米主義の陥穽について述べて行きたい。
難しい出だしで始めたが、私が述べたいことは、要するに、「現実論」を語り、それに追従するだけでは、理想は達成できないと言う点に尽きる。
高坂正尭氏は、若い頃から非武装中立主義の倫理的な高さを認めつつも、自らは、武装を持つことと、親米主義を主に主張していた。彼が活躍した当時は、まだ日米安保闘争があった時代で、論壇は左派系文化人による反米主義が中心だったとされる。その中で、再武装、親米主義を彼が語ったのは、まさに「現実論」に根ざしているという主張であった。
いわく、世界は核兵器が飽和状態である。アメリカの核の傘に入らなければ日本はどうなるか?また、世界中の国が軍備を持っている。日本だけが非武装であることは、現実的に考えてありえない選択である。
わかりやすく言えば、このような考え方で、現在の政府自民党の、媚米主義の基礎を為す考え方を提供した人物であった。
実際、自民党政権との関係は深く、佐藤栄作、大平正芳らの内閣では、諮問機関の委員を数多く務め、自民党の政策にかかわっていた。
また、私自身が読んだ彼の最後の方の著作「文明が衰亡するとき」と言う一般向け著作で、ローマ帝国の崩壊時に、軍を他民族に握られ、「軍人皇帝」時代がやってきて、ローマ人によるローマ帝国は終焉を迎えたことを取り上げ、自国による軍備の必要性を説いていた。
舛添要一氏については、高坂氏のように、反対者の多い中で持論を展開し、自民党に影響を及ぼした「学者」では無く、最初から権力志向が強く、自民党へ媚びることから参議院議員になった人物であり、国際政治学者としての業績は全く無いと言って良い。(東大でも「教養学部」の助教授に過ぎなかった。)
基本的には、高坂氏の路線の真似に過ぎない、「現実論」を展開して、日本の再軍備、憲法改正を主張する人物である。
前原誠司衆議院議員は、学生として高坂氏に師事したに過ぎず、学問的意味で「弟子」とは言いがたいが、その基本思想は、高坂氏の影響は大きいだろう。
さて、では、彼らの主張をどう批判するかである。
それは、彼らの唱える「現実論」とは、戦争がおき続け、核兵器が氾濫している現代の国際社会を、好むと好まざるにかかわらず、事実として考え、その戦争の絶えない社会の論理を、そのまま受け入れ、政策に反映しようと言うものである。
確かに、日本が国際社会において、覇権国家(アメリカを含む)に対抗するには、そのどれかに依拠することと、自らが覇権国家に負けないほどの軍事力を持つことが、短絡的に思いつく。自民党の政策、特に安倍の主張はこの線に沿っている。
しかしである。甘いといわれるかもしれないが、政治とは、単に現状を追認し、対症療法を行うことだけが使命ではない。特に国の存亡にかかわる軍事、外交に関しては、現実を見るのも重要だが、それを超えて目指すべき理想がある。
国際政治学者は、「現実」を主張するあまり、「理想」をないがしろにする。
資源も無く、地理的にもアメリカにとってアジア戦略の拠点としての利用価値がある以外は、地政学的にも魅力が無く、島国であるため侵略するにも統治するにも困難が伴い、食料自給率が40%以下の日本と言う国を、侵略する国があると思うのは、「非現実的な被害妄想主義者」だけである。
このような日本の現実を踏まえつつ、目指すべき国の姿は、決して軍事的覇権国家や、アメリカに追従して軍事行動を共にする軍事追随国家ではない。
高坂正尭が、若き日に、「倫理的」に正しいと見つめつつも排除した非武装中立も視野に入れ、私としては、「軽武装、全方位外交による事実上の中立」を目指すべきだと考える。
そのような「理想」を掲げずして、何が政治か?現実論を展開しそれに追従するだけの政治が真の政治とは言えないものと思う。
現実論を追及して破綻した例としては、大日本帝国の無謀な侵略戦争とその敗北を見ればわかる。
よって、舛添、前原の主張するタカ派政策は、「現実」を主張しながら、実はそこにある利権に群がる寄生虫の論理であり、そこからの脱却こそが、今の日本に求められているのである。

この、北朝鮮がロシアが韓国が攻めてくるぞ!武装しなくちゃ、日本が占領されるぞーっていうだけで。冷静な話が、まるで出来ない連中を見ると。
例えは悪いですがドブスの売れ残りのストーカー女が。若い頃、散々追いかけまわしてストーキングし、自分から服を脱いで隣のイケメンの旦那さんを、押し倒して「犯されたー!」と大騒ぎし。
結婚しろ!金をよこせ!嫌なら、お前の親兄弟を殺すと暴れまくり。近所からヤクザの調停役まで総動員して、押さえつけられて。やっと治まったのかと、近隣住民がほっとしたところだったのに。
またしても「私は隣の旦那に狙われている。あいつは私を犯そうとしている!」と叫びだし。包丁やナイフをちらつかせるだけじゃなく。かつて自分を抑えつけた、知人のヤクザ(米国)から、拳銃やライフルなどまで買い込んで。それでも私は犯されるー!と叫んで。
武装解除にも応じず立てこもり。悶々と隣の旦那さんにライフルの照準を合わせようとしているという。
悪いのはおまえだろー!な精神病質のストーカー女を、説得して治療しなくちゃならない精神科医の絶望みたいなもんを感じますです。
例え悪過ぎですよ・・・。
今回の記事は、力作を書いてから、長いので短くしたものですが、本当は、大日本帝国の誤謬をも論じようとしていたのです。まぁ、おっしゃるようなパターンに該当すると思いますが。
自分が起こして失敗した侵略戦争への反省は全くなしに、仮想敵国を勝手に想定して、逆に先制攻撃論を唱える愚か者どもは、おっしゃるとおりのストーカー野郎かもしれませんね。
非武装・中立国の島国を攻める国があるとは思えませんね。欲しがるとしたら、他人よりも安く、長く、働いても幸福になりたいと考える大らかな労働力でしょうか。
利用する者を更に利用しようとする懲りない欲望は自滅の道に向かっているのを気付いてませんね。激動の衆議院選に準備しましょう(^-^
例えが、お下劣ですいません。反省します!
しかし国際政治学者と言いながら、言ってることは妄想レベルで。いつだって、じゃあ日本を占領して、どれだけいいことがあるのか?
それどころか少子高齢化で移民を年間に1万人単位で受け入れなくちゃならないと言っている時に。移民と日本人の混血化によって現在の日本人の純血種(これだって妄想ですが)なんて50年で、ほぼ絶滅と言われるのに。
わざわざ、武力なんかまるで必要なく婚姻によって日本絶滅占領できることや。眠り猫さんがおっしゃるように、食料やエネルギー自給率が太平洋戦争の頃と大差ない国だってことなどを考えたら。
巨額な国防費が国を滅ぼすだけだってことを考えられない国際政治学者って、いったいなんなのでしょうか?
しかも、外交と言えば米国追従。実態は外交無策、外交放棄。
彼らの言う「現実」とは「妄想」としかいいようがなく。
MDミサイル構想の非現実的なことや、徴兵制度問題に触れないで国防を叫ぶ小狡さなど。国際政治学者の著しく歪んだ言説は米国の兵器産業のロビィストとしか言いようがないですよね。
しかし、それに騙される。その妄想に乗ってしまう人がいるのには呆れます。
現実を少しでも平和に近づける、そういう意気込みが有る学者さんは、私の狭い視野では、ほとんど居ないですね、残念ながら。
日本が軍事的脅威・存在感を持たない限りは、攻撃してくるところは無いでしょう。
安倍はそれを承知で、中露との軍拡競争を望んでいるのです。自分の利権のために。
安全保障問題は軍備で解決されるものではないし、ましてやアメリカと一緒に侵略戦争に加担することからも得られません。
今日のエントリーが、一部、皆さんの疑問への回答になっていると思います。
それらの利権政治屋が煽る、脅威論に踊らされている右翼どものものを考えない馬鹿さ加減。馬鹿は生きる権利無し。
そうですね。
まぁ、正論を唱える人はマスコミに読んでもらえない面もあるでしょうが。
とにかく、「現実論」のままに行動した大日本帝国は、他の列強との戦争に負けたのです。
軍事力では悲劇しかおきない。それを肝に銘ずるべきでしょうね。
経済評論家の山崎元氏が、自分のブログ「王様の耳はロバの耳」で、、「買収されない企業と侵略されにくい国の類似点」について、面白い観点から述べておられます。12700万人の人口がある日本を、国民の意に反して占領して、経済的に利益があがるものかどうか?
http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/
爆弾の在庫一層セールで有名なのは、クリントン政権で行われた、セルビア空爆だといわれています。コンピューターの2001年問題を一々解消するのではなく、古い弾薬類は、一気にセルビアに叩き込んだといわれ、そのトン数はベトナムでの北爆をしのいだそうです。
そして、また税金や日本が買い支えるアメリカ国債で、新しい武器を買う。これが戦争国家アメリカの経済の実態だそうです。
ご紹介のブログは、今日こちらにTBがありました。もしかしてご紹介いただいたのでしょうか?こちらからも訪問してきました。
情報どうもありがとうございました。
いつもトラックバックをありがとうございます。
参議院選挙後は、ぼちぼちと書いておりますので、トラバがあるたびに、眠り猫さんが来てくれたなと、うれしく思います。
>舛添、前原の主張するタカ派政策は、「現実」を主張しながら、実はそこにある利権に群がる寄生虫の論理であり、そこからの脱却こそが、今の日本に求められているのである。
実際、眠り猫さんのおっしゃるとおりだと思います。
最近、ずっと自衛権のことを考えながら、いろいろと本を読んでいましたが、読めば読むほど、考えれば考えるほど、嫌になりますね。
大航海時代から始まって、武力を背景に他国や先住民族を侵略しまくって来た欧米の歴史・・・大方の植民地の配分が決まり、ようやく戦争が悪と認識されても、その圧倒的な軍事力を背景に自衛の戦争⇒先制的自衛権はOKなどと主張する。
地球環境がこれ以上の経済的・工業的発展に耐えられなくなりつつあることを思えば、これ以上の発展は断念すべき時期に来ています。
互いの経済的利益なり権益などの獲得を目論む争いなどしている場合ではないのです。
地球環境の危機、つまりは人類滅亡の危機に直面した現代は、眠り猫さんのおっしゃるように、理念なり思想が政治に強く要求される時代だと思います。
おっしゃるとおりです。
地球環境の破壊と、資源の枯渇は、あと10年で取り返しのつかない状態になるでしょう。
しかし、米中は資源獲得への覇権主義をむき出しにし、ロシアは豊富な資源を背景に、再び大国への道を歩もうとしています。そして、大国ほど、地球環境保全に否定的なのも事実です。
日本は、核融合技術や、水素エネルギー社会の実現などの技術力により、環境破壊の問題をクリアする方法を世界に提示することにより、その存在価値を発揮して、経済的にも潤い、国際社会でも確固たる地位を得ることが、今後生き残る道だと思います。
そのためには、近視眼的な利権獲得に走る自民党政治ではダメで、アメリカからもう少し距離をとり、ヨーロッパとの関係を深める必要があると考えています。
と言うような、理念を持って政治を行って欲しい物です。
では。
これは、戦争が経済的な利益を生み出すというのは、資本家(軍事産業の社長たち)は市場を求めるので、彼らの資本主義国家は戦争を行なうと主張するレーニンと何が違うんでしょうかね?
頭の使い方がマル系学者と何も変わらない。
いいですか、近代戦争を行なっても、戦争を行なう国家が経済的にペイすることは何もありません。トータルではマイナスになってしまうんですよ。
むしろ、なぜ、経済的には損になってしまうのに、国家は戦争をすることがあるのか考察したほうが学問的にもいいと思いますよ。
何故、国家が戦争をするのか。しかもセルビア紛争に対するアメリカのように、自衛でもないのに。
貴兄の言う、「近代戦争を行う国家が経済的にペイすることは何もありません。トータルではマイナスです。」
と言うのには賛成です。
では、何故、戦争国家アメリカは、戦争を続けるのか?
それは、結局は一部のものの利益になっているからでは無いですか?ほかにも人種や宗教に対する憎悪もあるでしょう。
今、言われているのは、アイゼンハワーが警告した、アメリカにおける、政治と産軍複合体の癒着による、一部の者の利益のために、国家が戦争に突入するということの危険性が、顕在化している点です。
日本の安倍も同じ穴の狢です。だから、私は戦争は国家のためにならないので、安倍政権に反対しているのです。
貴兄は戦争反対のようですが、どうもいまひとつ真意が汲み取れないのですが。