体調の不良もあるが、自民党総裁選と言う、1私党の代表を決める話題にマスコミが集中し、また安倍の「放り出し辞任」の無責任さを追求するマスコミも無く、あれほど騒いでいた、テロ特措法延長問題すら、政争の具と化す様な状態で、馬鹿馬鹿しくて記事など書けなかったのが本音である。
また、今のところ、福田新総裁>首相についても、論評が難しい。なぜならば、彼は、何も語っていないからである。語っていないことを評価、批判することはできない。
それでも、間接的な情報から、福田新首相に対する批判を展開したい。
福田新首相は、森内閣以降、小泉内閣の中盤まで、官房長官を長く務めた人物であった。官房長官は、なかなかの激職であるので(でも安倍のバカでも務まった)、無能とはいえないのであろう。
しかし、その一方で、71歳になるまで、国務大臣の経験が無いまま首相になるというのも、異常と言えば異常である。
国務大臣は官房長官より楽な仕事であるが、発言の責任は大きい。また、それなりに、人気や実力が無いと国務大臣に指名されない。今まで指名されてこなかったということは、福田と言う人物に実は人望が無かったのではないかと思うのである。
また、官房長官当時、コイズミの指示を受けてではあろうが、イラクで人質にになったジャーナリストや市民運動家に、「自己責任」と言う、誤ったレッテルを貼り、吊るし上げを主導したのも福田であった。欧米に批判されようとも、「人命は地球よりも重い」と言って、ダッカハイジャック事件で、日本赤軍幹部を解放した父親の故・福田赳夫元首相とは、大分感性が違うようである。
そして、総裁就任記者会見を聞いていて、一番感じたことは、この人はネゴシエーション主体の人であり、自分自身の哲学を持たない、古いタイプの政治家なのだなと感じた。
実際、記者会見では、総裁選当時に語っていた政策についてすら、あいまいな回答に終始し、何も約束しようとしなかった。これは後日、政策実施段階で、公約違反と言われないように、責任回避のため、あらゆることで明言を避けたものと思われる。
狂人安倍と比べれば、「穏健派」と言うことで、公明党は歓迎しているらしい。
確かに、安倍や麻生と言った、日本会議所属の国粋主義的復古主義者とは違うのではないかと期待はさせるが、やはり改憲主義者であり、自らイラク給油と言い間違えたりしているテロ特措法の問題にも、あいまいながら固執する姿勢を見せている。
また、党役員人事で、谷垣と言う、護憲、ハト派(と言いながら彼も日本会議の役員である)を迎え入れた一方、やはり日本会議メンバーで、安倍のタカ派色を補完していた伊吹文明を幹事長にしている。ここら辺、福田自身の意図はわからないが、右派の町村派(森派)としては、はずせない人物なのだろうか?
総じて、福田は、「調整型」政治家であり、自らの信念と言うものはあまり無いのであろう。もちろん、信念が強いのが好いとはいえないのは、安倍を見れば明らかである。岸真理教の信念に突き動かされた、狂人的信念の結果は、いまだ負の遺産として日本国民を窮地に立たせている。
だが、信念も無い政治家も困り者である。
私としては、野党第一党の民主党は、対決姿勢を強めるべきであると、あらためて考える。「調整型」の福田は、民主党が強く出た場合、対処する術を持たないであろう。また安倍政権下の中川幹事長のような、悪辣な裏技を使えるかどうか不明である。
よって、民主党は、正論を持って、国民のためになる政治を主張し、妥協せずに福田政権を追い詰めていくべきだと思う。それが政権交代への早道である。
私は、民主党を全面支持はしていない。しかし、ここまで来たら、まずは政権交代による、自民党独裁政治の、膿を出すことが、まず第一であると考えている。そのためには調整型政治家、福田に、妥協の余地が無いことを示すべきである。もちろん、国民のためになる妥協は構わないが、単なるポイント稼ぎのための妥協は、民主党を政権から遠ざけるだけであろう。
解散総選挙の無いままに、2人の首相が決まるという、権力のたらいまわしはいい加減に終わりにして、一刻も早い解散総選挙を求めて行きたい。

さっそくですが・・・。(^_^;)
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