しかし、先日病院に行き、帰りに蕎麦屋に寄ったとき、読売新聞が置いてあったので、早速社説に目を通してみた。3日前の、10月3日の版である。
一読して、失笑を禁じえなかった。
今国会が、自民党の歩み寄り姿勢にも拘らず、民主党の強硬姿勢で空転したら、それは民主党の責任だ、と書いてあるのである。
社会党が野党第一党であった時から、保守系マスコミが使用していたのが、この論法である。
平たく言えば、自民党の言いなりにならなければ、それは国会空転を招く、っとまで言っているのに等しい。
民意を受けずして成立した福田内閣と、直近の民意を受けて参院で第一党となった民主党に、差など無い。それぞれが議論を尽くし、結果国会が空転するならば、やむをえない面もあるし、その責任は双方にある。それを、まだ空転する前から、数十年前から使っている論法で、民主党批判を始めるとは、片腹痛い。
私は、このブログで繰り返し、民主党は強硬策で臨めと主張している。それは、旧社会党が、議席が足りないため、牛歩戦術や、審議拒否しか出来なかったのと違い、民主党が参議院で第一党を占め、他の野党と共闘すれば過半数を取れるだけの議席を持ったことにより、単なる議決の遅延をはかるだけでなく、正面からの政策論議が出来るから、そう主張しているのである。
政策論議を尽くすためには、今の弱みだらけの自民党を相手にするには、強硬姿勢が望ましい。しかし、一方で、国民のためになる合意ならば、時間をかけずに行ってもよいであろう。
しかし、読売新聞社説の主張するような、合意形成第一主義は、本来の国会の目的に沿わない。と言うか、自民党の言いなりになれという、虚妄の発言に過ぎない。
国民のためになるならば、強硬策で攻め、それに応えられなくて国会が空転するなら、それは自民党のせいである。何でも野党の責任にする、読売の愚かさがそのままでた社説であった。
また、「国会の空転」とは何か?十分な議論を尽くしている時間まで、「空転」と呼ぶのか?安倍前首相の放り出し辞任までと、その後の自民党総裁選による、前後2ヶ月にわたる政治空白について、読売は批判しているのか?それを批判せずして、民主党が議論のために時間を費やすことを、「国会の空転」と、まだ審議も始まっていないのに言い出すとは、十年一日、進歩の無い、保守系マスコミの恥さらしと言える。
今後の国会での論戦と平行して、各新聞の論説にも目を通して行きたい。




「拍手!!」だけではなくたまには、、、
売りは<野球は巨人、その象徴長嶋 + 景品付き脅迫勧誘>の「読売」の発行部数が最大なんですよね。その球団も、象徴長嶋の家庭は崩壊。過去には別所事件に始まり、江川事件、八百長桑田問題等々等々。どこにも正義が存在しようがない新聞社。絶対読まない主義です。やはり、ひどいものなのですね。そういえば、新憲法案まで主張してるのですよね。
「野球は巨人・新聞は読売」を B 層(実は、よく知らないもので)と勝手に決めています。
「国会が空転したら(あるいはインド洋ガス・スタンドが継続できねば)民主党のせい」というのは、御用メディアでこれからどんどん強調されてくるでしょうね。その作られたムードをうまく切り返す方策を民主党はもたねばなりません。
対テロ法参院否決>衆院強行採決をさっさと自民にやらせて、アメリカ+自民に「民主党のせいで」と言わせないようにし、その他の問題で国民を見方につけて、できるだけ早く解散に追い込んだほうが得策のような気がします、いかが?
競争原理が働かず5社の寡占状態で業界全体が保護されているから、この程度の社説を恥ずかしくもなく掲載できるのだと思います。マスゴミ業界こそ一番に規制を緩和して競争原理を導入すべきだと思います。
コメントありがとうございます。
さて、B層の定義には、ジャイアンツファンと言うのはありませんが、昔から、自民党支持者はジャイアンツファンが多い、っと言うのはよく言われることです。
今年は優勝したとは言え、人気下降中のジャイアンツですが、やはり、「巨人、大鵬、卵焼き」の時代から、強いもの、権力のあるものになびく傾向はあるのかもしれませんね。
でも、普通の場でそんなことを言うとジャイアンツファンに恨まれますよ。
読売新聞は確かにアホですが。
コメントありがとうございます。
さて、私も戦術的にはそのほうが良いかと思っています。
インド洋ガソリンスタンドに拘泥せずに、国民本位の主張と政策を実行していくことのほうが、将来ためになると思います。その一方で、イラク戦争に加担しているという事実は、特措法にも違反しているわけで、やはり追及はきちんとやる。しかし、深追いはしない。再議決させたらそれはそれで、野党側の勝利だと思うのです。
ではでは。
そうですね、私も読売の社説を読むたびに頭が痛くなります。免疫はまだ無いです。
しかし、影響力は格段に下がっていると思います。中身に全く進歩が無いですし、昔、独自の改憲草案を出したときは、憲法学者に歯牙にもかけられなくて、惨敗した経緯もあります。
老害ナベツネが生きて意識があるうちは、今の調子でしょうが・・・、政権が交代したらどのように豹変するか見ものです。