先日に続き、今日も自民党福田首相と、民主党小沢代表の党首会談が行われます。
先日の党首会談では、約45分、2人だけの秘密会議がありました。その内容については、本人達が言う言葉しか知る術はありません。
自民党側が、政権維持のためと、参院とのねじれ現象により、法案が1ヶ月で1本も通らないという事態を重く見て、民主党に相互強調を呼びかけたと見るのが、一般的なようです。ただそれが、自民党内部では、「大連立」と言う話にまで広がっています。
この件について福田首相は、あいまいな発言しかしていません(この人物は何事もあいまいな言い方をする)。一方で小沢代表は、「大連立」を全否定しました。
久しぶりに見た、テレビの朝の報道番組では、ある政治評論家は、大連立に近い、政策を双方の主張で譲り合い、ねじれ解消をする。よって、早期の解散総選挙は起きない、っと言ってました。ちょっと発言の主語の使い方が、自民党よりと感じられる人物でした。
一方、同じ番組で生出演していた別の政治ジャーナリストは、「大連立には、小沢代表には何一つメリットが無い。自民党に絡め取られるだけ。そしてそれが成立しない以上、テロ特措新法の不成立をもって解散総選挙」と言う意見を述べていました。
番組を全部見たわけではないのですが、この番組では、どちらの評論家も、今問題になっている、軍事疑獄については、触れていませんでした。
巷では、党首会談では、この問題について、どこまで検察の捜査を認めるか、国会での追及をするかを談合したのではないかとも言われています。
私の考えでは、軍事疑獄に関する手打ちをするのは、民主党にとっては早すぎるし、まだ検察が家宅捜索もしていない状況で、誰の首を取るかなどと言う議論はできないと思います。
よって、話し合いの内容は大連立の持ちかけとその拒否だったと私は思います。
今の情勢で行けば、時間がたてば立つほど、軍事疑獄が解明されていき、自民党はどんどん不利になります。今のうちに、テロ特措新法は、野党の反対で通りませんでした、だから解散して民意を問います。っと言うのが、福田首相に残された、アメリカへの言い訳の唯一の道だと思うのです。この賭けに勝たないと、今後ますます自民党の支持は落ち、解散総選挙で大惨敗を喫する可能性があります。
まだ、福田内閣の支持率が、50%前後あるうちに解散し、せめて過半数を維持して政権を守ろうという手に出ると私は考えています。
しかし、党首会談での副産物に、「自衛隊海外派遣恒久法」の新設に双方が前向きと言うのがあります。これはとんでもない話で、自民党はつい先日、国連決議があっても、武器使用は憲法違反と言い、小沢代表のISAF派遣論を批判しました。その批判は正しいのです。インド洋への給油も同じく憲法違反だというのと同様です。自民党はその違いを武器使用だけしか述べていません。しかし、空爆に行く空母や、ミサイル攻撃をする巡洋艦に給油することは、兵卒を数百人送るよりも戦争での役割は大きく、またその空爆で死ぬ民間人のことを考えれば、単に武器使用の有無だけで、憲法違反か否かは判断できません。基本的には自衛隊自体が違憲状態にあり、さらに国際紛争の解決に武力は用いないという憲法の規定からも海外派遣は出来ないと言うべきでしょう。
それなのに、「自衛隊派遣恒久法」とは何たることか?憲法違反もはなはだしい。また、国民の合意があるのか?自民党と小沢代表(民主党の内部もこの件では割れている)の意見の違いは、国連決議の有無ですので、恒久法に、派遣の根拠に国連決議を入れるかどうかが争点になるでしょうが、私は決議があろうと無かろうと、自衛隊の海外派遣は違憲であり、国民の意思も、自衛隊には国防と災害時復旧活動を主に期待しているであろうことを、断言します。
一体誰が、「国際貢献」をしなければいけないと言い、それが軍事力の派遣だと決めたのでしょうか?アメリカの要求以外の何物でも無いです。国民がそれを望んでいるのかどうか、まずその議論と憲法9条の話を抜きにして、こんな議論が進められるなどと言うのは、まさに詐術以外の何物でもありません。
今日も行われる、党首会談。しかも小沢代表は民主党内の合意さえ得ていません。
こんな密室政治を許してはなりません。
何が出てくるかはわかりませんが、ことと次第では、私も民主党応援をやめる可能性もあります。
小沢代表は古い政治屋です、選挙には強いのでしょうが、政策の人では無いと思います。
この点については、民主党もどんどん批判していくつもりです。
(この記事は民主党に送付します。)




北側幹事長の発言。
確かに、衆・小選挙区では、正しいけど、参議院で捩れ続くこと、勘案すれば、
やはり、現・与党主体で離合集散か、民主主体の野党政権か?
有権者は選ばざるを宴(獲ん?縁?)という
ことに沈黙し筒つつ(銃?)、の「汗かき」発言ですからね。
かなり、警戒心を持つべきです。出来るだけ公開の場で、ガチンコ勝負すること、対米従属にも対官僚巨大船にも引き摺られないために、有権者に見せていくこと、それが圧倒的多数の無党派の民意のはずですから。
まったく、おっしゃるとおりです。
これが「永田町の論理」と言う奴なのでしょうか。全く福田も小沢も許し難い行動です。
シーファー駐日大使と公開で会談したのに、何故党首会談は秘密なのか?
納得がいかないことばかりです。
眠り猫さんのご意見に大賛成です。
同感です。
自民党は前から酷いものですが、小沢さんの言うこと、やることはどんどんおかしくなってきています。
小沢さんが話をしたという中村哲医師のお考えとは反対の方向へ行っているではありませんか。
国民の声を理解しているとはいえません。
軍事支援は憲法違反なのだし、片方で給油をして人殺ししながら、人道支援などできるわけがありません。
テロ特措法は廃案にする以外の道はありません。
コメントどうもありがとうございます。
以前にも述べたように、小沢代表の海外派兵論は、政策論としてはありでも、それ以前に憲法違反です。
もし正面から取り組むなら、まず憲法改正のための議席獲得と、国民的議論。その上での国民投票が必要です。
法学部を出ているのに、法律を軽視する姿勢は、安倍も小沢代表も同じですね。
「福田首相、小沢氏に連立参加を呼びかけ
福田康夫首相は2日、民主党の小沢一郎代表との2回目の党首会談で、民主党の連立政権参加を呼びかけた。小沢代表は回答を留保し、党内に持ち帰った。(20:23」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071102NTE2INK1202112007.html
スパッと蹴らないところを観ると、かなり汗をかいていたようですな。誰かさんたち・・。
馬鹿にするなって言うにせよ、言わないにせよ、いよいよ、風雲急を告げる展開。
だって追い詰められた一国の総理の申し出ですからね〜。とか何とか言い訳する小沢代表のセリフが聴こえてきそうです。わかってたくせに・・。与党がアメリカを国連決議で縛る気はさらさらないでしょうから、丸っきりの茶番劇。
それならば、すなわち、小沢民主党、自壊です。
生活再建はやや進むかもしれませんけど、
対米従属は深まリ、少数派弾圧も間違いなく強まるるでしょう。暗い話ですが・・。
外食して帰ってきたばかりですが、そのニュースは目を通しました。
いよいよ、政界での天王山かもしれません。
記事中にあるように、評論家の意見もわかれています。
客観的には、小沢に何のメリットもないはずですが、防衛利権に小沢も関わっていた過去があるとすると、それをネタに脅されるかもしれません。
これで小沢が妥協したら、日本は壊滅です。自民党に民主党右派が加わった利権漁りが今後も跋扈し、政権交代など夢のまた夢になります。
ただその場合、民主党左派が分裂するでしょう。そして、護憲小政党と合併するか共同する。その勢力が大きければ、今後にまだ望みはつなげるのですが。
予断を許さない状況になってきましたね。
ちょっとニュースから離れている間に、ずいぶんと急展開してますね。
ところで「国際貢献」をしなければいけない、それが軍事力の派遣だと決めた、のは、アメリカの要求だけじゃないような気もします。もしかしたら国内勢力(軍需産業+利権)の要求のほうが強いかもしれません。
私は、これを疑っています。
貴兄の予想が当たりましたね。民主党は大連立を拒否しました。
自民党は、それを国民不在の党利党略と批判を始めていますが、それは自民の方でしょう。
まずは、民主主義の危機は一時は去ったと思われ、良かったと思います。
確かに、国内の軍事閥は、アメリカの「テロとの戦い」の尻馬に乗ったのは事実ですが、元をたどれば第一次湾岸戦争の時、1兆5000億円もの戦費を(多国籍軍全体ではなく、アメリカが過半を受け取った)支払ったにも拘らず、「金を出すが人は出さない」とアメリカに因縁をつけられたのがそもそもでしょう。
これに対して、防衛族の利権漁りも会ったでしょうが、金を払うより、自衛隊を人身御供にすることのほうが安上がり、普段、無為にメシを食っているのは何事だという意見が形成されたものと私は思っています。
今、話題となっている派遣恒久法も、同じ理屈の上に立っています。
しかし、この法律で派遣されるのが、国連PKOならまだしも、結局アメリカの戦争外交追随ならば、この法律は有害無益です。
おっしゃるとおりです。私もそう思います。
大連立に応ずれば自民党の政権は安泰。拒否すれば叩く。自民党の戦術はその通りでしょう。
しかし、私の考えでは、国民の多くはこの大連立の提案を、民意無視の、大政翼賛政治指向と感ずると思います。
何のために民主党に参院選で大勝させたのか。民主党の法案を飲めば自民党にも目があるのに、利権構造を壊したくないばかりに、それを拒否し続ける自民党。そういう図式を国民の前に提示していくのも私達の義務かもしれません。
小沢代表も、叩けばほこりの出る身だと思います。ですが、大連立は拒否した以上、ガチンコ勝負になります。
それで、小沢スキャンダルが出て失脚しても、民主党にはまだ人材がいます。 今回は小沢代表に軍配でしょう。
私もほっとしています。