基本は昨日の仮説と類似しているが、保守化する上での態様が異なる。
弱者、貧者が、自尊心を持ちたいが、持ち得ないという状況は、昨日の論と同じと仮定する。
しかし、その後が異なる。
自らが誇るべき何物も持ち得ないが、自尊心だけは強い者は、強者・権威に自らを仮託して、あたかも自分がその強者・権威と同一であるかのような幻想を抱き、自己満足する。
その強者・権威が、日本では、天皇制であり、政府自民党である。
結果、弱者である、その自民党から虐げられている人が、あたかも自分は政府与党の代弁者であるかのように、政府の言い分や主張を鸚鵡返しに繰り返し、自分が偉くなったかのような錯覚に陥っている状態があるのではないか?
彼らにとって、権威(お上)と自分は同一であり、逆らうもの(彼らは左翼と呼ぶ)は、国に逆らう不逞の輩という事になる。
誰も彼らとお上とが同一とは言っていないのだが、自分自身で、自分を権威に投影して、自己満足するのである。
これを立証するのに、右派は、ほとんど自ら思想や政策を述べることが無い事があげられる。彼らは常に、政府与党が言うことを模倣するだけであるから、独自の意見を展開することは無い。そして、政府の言い分に反対するものを、罵倒し、あたかも自分が政府の代表者、擁護者であるかのような態度をとる。
しかし、これらは、実際には、自尊心を持ち得ないものが、勝手に権威に自らを仮託して、無理やり自尊心を満足させようとしているものに過ぎない。
私としては、この心理的行動が、弱者でありながら、右傾化し、政府自民党を支持する人々の心の根底に有るものだと推測する。
そうでなければ、自らを弱者の立場に追い込んだ政府自民党を支持する理由も、何故彼らがヒステリックに(非論理的に)左派を罵倒するのかが説明できない。
もちろん、思想として確固たる民族右派は存在するが、ごく少数である。多くは、政府の言い分を猿真似するだけの陣笠右翼である。
政府自民党支持者の多くの者の心理に、この傾向が多かれ少なかれ存在するものと思う。
これらの思考方法もまたレイシズムに陥る。歴史修正主義を採るからである。
またナチスでは「世界に冠たる我らがドイツ」、日本では「八コウ一宇」と言った、自民族の優越を唱える思考方法が、ファシズムの時代に上から提供され、多くの人がそれを熱狂的に支持した。自民族の優越=他民族の蔑視、排除。
これは、敵を外部に作ることにより、内政の不満を外部に転嫁しようと言う、為政者の誘導であるが、今でも同様の世論誘導があり、それにたやすく乗せられてしまう人々が存在する。
これらすべては、突き詰めれば、自ら誇る物を持たない弱者が、無理やり自分の自尊心を満足させるべくとる行動に他ならないと考える。
多分に言葉足らずな点があるが、一応私の仮説はここまでである。
あたらずといえども遠からずな面があると思う。
しかし、ここまでしか述べなければ、単なる個人的意見の開陳に過ぎない。
明日は、この仮説に基づいて、弱者が自民党を支持することの欺瞞を指摘し、そのような人々にどう接して、自民党支持をやめさせるかについて述べてみたい。




1.経済的に困窮した国民の中に、失われた自尊心を満たすために
自分より「下」の者を作る必要があると考えた人々がいて、彼らが
韓国人・中国人等の他民族を無理やり「下」に、自民族を「上」の
存在として位置づけることによって「自分は日本人なんだからあいつら
(中韓等)よりは上なんだ」と慰めを得る。→レイシズムに染まる。
そして自民族をむやみに正当化する歴史修正主義にも染まってしまう。
2.さらにその性向を利用して為政者が彼らの内政に対する不満を逸らすため、
彼らに蔑視されている他民族や国家を「外敵」と喧伝し、レイシズムや
歴史修正主義を煽る。
3.同時に彼らは同じ理由(自尊心を満たすため)により自分を国家や政府等の
強者と同一視し、政府自民党の言い分を自分の意見としてそのまま受け入れ、
発信してしまう。
眠り猫さんと似たご意見はいろいろなところで散見されますし、概ね同意いたします。
ただ、ウヨさんが自らを仮託する権威のひとつに天皇制が挙げられていますが、
2ch等で彼らが皇族の方にまでも罵詈雑言を浴びせかけているのを
見ると、ネット右翼にとって天皇家は権威として尊重されているわけでは
なさそうです・・・。(ご参考までに下記ブログのリンクを貼らせていただきます)
http://blog.goo.ne.jp/ngc2497/e/0e2199942955f56470ccd74a0d63dcda
http://blog.goo.ne.jp/ngc2497/e/2d9780a87a13064e4b49cf15ec9ad8a8
八紘一宇も本来は民族差別を否定する意味合いもあったようですが、
ウヨさんはその部分は承継していないですし、どうも本来的右翼思想と
ネット右翼の思考は相容れないもののようです。
また、ウヨさんが歴史修正主義やレイシズムから抜け難い理由の一つに
インターネット自体の持つ特性もあるのかもしれないと思います。
(下記ブログを読んでそう思ったのですが)
http://d.hatena.ne.jp/higeta/20071210/p1
>(中略)紹介されている情報に、どのような反証が加えられていたとしても、
>エコチェンバーの中では自らに都合のよい情報が反響しあっており、とても
>批判の声は届かない。仮に都合の悪い情報があったとしても、紹介する順番
>や修飾語の並べ方、恣意的で部分的な引用や書体の改変などで、いかようにも
>イメージを変えられます。このように、エコチェンバーへの閉じこもりが、
>各ユーザーのセレクティブメモリを強化していくことになり、結果として
>サイバーカスケードを構築してしまうというわけです。
>(68−70)頁
もっとも、この点はネット利用者全てに言える事かもしれません。
自民党の人気が低下した理由は、君たちの人気が低下したのと同じ理由、奴隷化の意図をはっきりせてしまったからだ。
少し前の右傾化とは、左側勢力による「奴隷化ロジックα」に反発だったのだ。ところが、「奴隷化ロジックα」に反対すると表明する勢力が、「奴隷化ロジックβ」を準備していた。奴隷化ロジックβを露骨に見せてしまったので、自民党(清和会)は人気を失った。
http://hamnidak.exblog.jp/6936821/
こっちでいろいろ書いたけどね。
小渕氏は好きだったのだけどね。田中角栄も好きだ。カストロ・チャベスと同様に良い民族主義政治家だ。
橋本政権は嫌いだったね。「金融ビッグバン」という構造改革の先駆のような主張をしていた。
橋本 支持
小渕 不支持
森 支持 (現在不支持)
小泉 不支持
安部 不支持
福田 不支持
森政権を支持したのはミスだった。森政権を支持した理由は、一つが「マスコミが森政権を攻撃していたこと」もう一つが「改革を表明しない温和な政権の小渕の後だったこと」
橋本 不支持
小渕 支持
森 支持 (現在不支持)
小泉 不支持
安部 不支持
福田 不支持
ついでに・・
麻生 不支持(安部・福田より経済的な主張はマトモ)
小沢 支持 (正体が不明なので不安だけど)
私の支持政党:国民新党
ある種のタレント・有名人が、
自分が業績を残していないほかのジャンル(例えば、芸人が政治を語る等)についても偉そうに語るようになったからだと思うのですが。
にわか論客が出てきたのもそのころからだと思います。
さらに言えば"ビートたけし症候群"といってもいいかもしれません。
気をてらった過激なことを言うことでカリスマもどきになれるという先鞭をつけたと言えます。
紳助・たかじん・上岡某・ダウンタウン・テリー某なんかはよく似てますよね?
さらに、本来見下されることで成り立っていたお笑い芸人という職業が若者の憧れにすらなっているのとも関係がありそうです。
これらの人物と自分をオーバーラップさせている、というのもあると思います。
昔は映画俳優、今ではお笑い芸人、ということです。
しかし、反撃として優等状態・選民になりたがってたのは良くないと思う。「対等状態」を確保すれば十分なのに。自己の優越を意識した連中は、見ての通りあの惨状です。
よく戦争犯罪について他の勢力の犯罪を指摘することで犯罪を中和しようとすることがある。それで「相対化するな」とか喚く人がある。
しかし、「相対化」は、他集団に対する道徳的劣位状態に陥ることを防ぐための防衛であって、悪いこととは言えない。
それとも「相対化」しないで、日本人を絶対悪の集団として定義するのかな?。それでは日本人は外国人(おもに欧米人)の搾取対象となってしまう。
>私の支持政党:国民新党
Posted by ねこ@訂正さんへ。
たまに覗くブログに、こんな記事がありました。
http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/turmoil_2.html
「国民新党の幹事長とそのお嬢さんの・・父娘の集会よりも人のいりはよくなかった。壇上・・かなり・・衆参議員が登壇・・前の最高顧問の迫力・・大演説に比べれば、お若い政治家・・小泉チルドレンと同じ・・生活臭もなかった。主催者の議員・・昔、青法協の関係者で・・6年間病気の生活・・いったん政治生命をほとんど絶たれ立派な演説会となった。要点は」
続きはそこで、見てね。