2008年01月21日

「政局」を語るのはたやすい。論客は「政策」を語るべし

 「政局を語る」とはどういうことか?
 私としては、「政党の離合集散とその勢力関係を論ずる事」と、ここでは定義したい。
 政局を語るのは、政治ニュースや政治ゴシップが好きなマスコミの煽りもあって、ほとんどの人が好きだろう。私も嫌いではない。
 それは、ある意味、戦国乱世でどの武将が優位に立つかを推測して論じることに近い。

 しかし、私達、一般の国民は、政治家の動向や意向、内心の動きなどをうかがい知ることは出来ない。夜毎高級料亭で密談が行われている内容を知ることはできない。
 そのような状況で「政局を語る」のは、いわゆる「床屋政談」の域を出ない。はっきり言えば、現実に何の影響力も無く、無意味な議論なのだ。
 政治に関心を持つこと自体は大変よいことである。民主主義の主権者として望ましいことだ。
 だが、「政局を語る」だけでは、推測や憶測でああだこうだと言い合うばかりで、何も生み出さない。

 政党を中心とした、議院内閣制の日本において、政党の離合集散に関心が集まるのは当然ではある。しかし、それを、一般の国民が左右することはまず出来ない。結局は政治家達の動向の結果を受けて、選挙での投票行動に結びつけることしかできない。

 では、私達、一般の国民が、語るべきこと、また政治家に求めていくことは、私は、「政策」だと思う。
 「政策」の決定も、政治家や官僚の手になるもので、確かに政局と同様、一般国民に手は出せないかに見える。
 しかし、国民が、主導的に政策を議論し、提起し、政党・政治家に突きつけて行くことにより、具体的な生活や社会をどうするべきかを働きかけていくことが出来る。
 そこで、私はこのブログで、基本的に「政局」は語らないことにしている。私に出来る範囲で、できるだけ「政策を」語ることを目標にしている。

 確かに私は経済に弱い面があり、数値を示して、政策を語るのは苦手である。しかし、法学部で学んだことを元に、憲法で保障された、基本的人権、特に自由と平等、そして生存権を守り、より良くしていくことへの政策を提言をすることは出来る。
 だから私は、このブログでは、「政策」を述べているつもりである。

 残念ながら、政治ブログ界においても、単にスローガン連呼型の、「政局論」のみのブログも少なくない。それはそれで、国民運動の盛り上げとして、無益では無い。
 しかし、そこに「政策」なくしては、一体どの政党に投票するべきなのか?どのような政策を標榜する政党を選ぶのか、が見えてこないだろう。

 違う側面から見てみると、「政局」とは、既存政党の分裂や結合と言った、「合従連衡」の議論である。政党中心の政治では、政局=政治のように見えなくも無い。
 しかし、政治とは本来、国民の求める政策を実現するために、私的集団である政党を作ったり、支持したりして、国民の望む政治を実現することが第一義であり、政党はその手段であるに過ぎない。

 こうして考えると、政局だけを語っても、それは政治ゴシップ誌と、なんら変わる事は無く、無用な議論に過ぎない。
 政策を語ること。そしてその実現のために、仲間を集め、政党や政治家に働きかけ、自分達の望む政策を実現させていくことこそが、国民に出来る政治への関与なのである。

 選挙の時、政党名と候補者名だけを連呼する選挙カーを苦々しく見つめた経験は多くの人にあるだろう。それでは政治とはいえないと言うことで、マニフェストを用いた選挙が行われるようになった。まさに、「政策論」が求められているのである。

 国民は、狭くは政治ブロガーは、政策論を展開し、相互に補い合ったり、議論を深めたりして、その結果をブログと言うツールで、多数の国民に発信して行ってこそ、「政治ブログ」であると私は考える。
 スローガン連呼、政局への憶測だけに終始するブログは、面白半分の人の耳目は集めるかもしれないが、実際の政治への影響力はほとんど無いのである。

 他の人は知らない。私は以上のような考えで、このブログを書き続けていく。

<記事とは無関係ですが、大阪府知事選橋下落選キャンペーンです。>
http://jp.youtube.com/watch?v=4Ci_babTgzc&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=fesPvVf4iOI&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=OfaMRF-pELU&feature=related

 ※「反戦な家作り」の明月さんの記事で見つけました。
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-487.html
 無断転載ですが、転載する方が明月さんの意思にも沿うと思うので、広めてください。
posted by 眠り猫 at 21:33| 東京 ????| Comment(1) | TrackBack(6) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
橋下氏、商工ローンの顧問弁護士だった!

 雑誌『週刊新潮』は1月17日号で、大阪府知事選に立候補している弁護士でタレントの
橋下徹氏(自民党大阪府連推薦・公明党大阪府本部支持・新風自主支援)が、
過去に商工ローンの顧問弁護士を務めていたと報じた。

 記事によると橋下氏は、”みなし弁済”規定をタテに利息制限法を超える高利を取っていた
商工ローン『シティズ』の顧問弁護士を1999年から2004年まで務めていたといい、
関係者の話として「債務者からの訴訟でも会社を勝利に導いてきた」と伝えた。

 また、記事の中で自民党関係者は、「昨年12月に行われた大阪市大正区の市議補選で
橋下氏に応援演説を打診したところ、”市議の補選ごときで”という態度だったという」と語った。

橋下 商工ローン - Google 検索
http://www.google.co.jp/search?q=%8B%B4%89%BA+%8F%A4%8D%48%83%8D%81%5B%83%93
Posted by hashinoshita at 2008年01月24日 06:19
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