プロバイダのトラブルで、28日22時現在、今日の記事やコメントが表示されない箇所が出るなど、ご迷惑をおかけしています。
私のパソコンでも、普通にブラウザから入ったのでは、新記事が見られませんし、コメントはついているものの、表示されていません。私の方では何もできませんが、もうしばらくお待ちください。
さて、それでも、昼にアップした大阪府知事選挙に関しての記事には多くのアクセスをいただいています。半日で、従来の1日分以上のアクセスになるのは間違いなく、この選挙結果への関心がうかがわれるものとなっています。
コメント欄にも書きましたが、私は衆愚という言葉は使っていますが、別に大衆を罵倒する気も無いですし、それでニヒリズムに陥る気もないです。
かつて、ロシア革命前夜、「人民のなかへ」(ブ・ナロード)を合言葉に、ロマノフ王朝支配からの革命を目指して、農村に入って行った理想に燃える学生たちは、農奴制だった当時の農民の意識の低さと、かえって官憲に通報されて逮捕されるなどして、革命への情熱を失い、ニヒリズムやアナーキズムに堕落していきました。
私の衆愚(今後は「B層」ということにします)批判は、これを踏まえたもので、まず、大衆の平均レベルは、さほど高くない。長いものには巻かれろ、目先の利益や快不快だけで行動を決定しているという事実から目をそらすことなく、似非エリート意識から、「大衆を衆愚というのは僭越だ」などという綺麗ごとを排して、現状を直視して、それに対応した選挙対策をとることこそ重要と考えるものです。
もちろんそれが、単にタレントを候補にするという安直なものでは駄目です。やっても候補者に限界がありますし、実務の応力に疑問が残ります。
私が主張したいのは、まず、国民に(B層にも)わかりやすい政策とそれを説明する言葉の吟味、そして繊細で綿密な広報活動が必要だと思うのです。
「B層」の基になった、コイズミの調査会社スリードでの調査結果は、選挙で勝つために、国民のどのような階層に重点的にアピールしていくかを調べたもので、そこで出てきたのが、政策はわからないが、コイズミのパーソナリティを感覚的に支持する、ミーハー主婦層などを「B層」と定義して、そこへのアピールを強めるという戦術でした。
それが実を結んだのが、コイズミ郵政選挙で、ワンフレーズ(わかりやすさ)、「カイカク」を大声で叫ぶ(大衆の味方という実は誤った見方を植えつける)などの手法で勝利したもので、野党も、国民には広義の「B層」が多いということを前提に、コイズミの真似でも良いから、分析をしっかりして、対策を考えていくべきだと思うのです。
私は、「B層」を嘲笑して、府知事選の負け惜しみを言っているのではなく、「現実を見よ」と言っているに過ぎません。そしてそれを自らの課題としても考えていきたいと思っているのです。
大衆の関心は、「政治」には無いかも知れませんし、理解もしていないかも知れません。しかし、「日々の生活」にはだれしもが深い関心を持っているはずです。
ですから、今の日本の国民が置かれた状況を考えるに、「生活密着」は、わかりやすく身近なテーマです。ですから、利権集団の自民党とは差別化して、生活重視のリベラル政策を打ち出して、それをわかりやすく説明する。それが野党には求められます。その意味で、インテリさんには評判の悪い「ガソリン値下げ隊」も、私は別によいのではないかと思うのです。
小泉は世論操作、大衆操作をしました。国家主義者で、国民を人格のある個人と見ない安倍は、参院選で惨敗し、世論からもさんざん叩かれました。
この違いこそが、国民に対する姿勢で、選挙は動かせるという証拠だと思うのです。ですから、リベラル政策の提言と広報と実行。これが野党の政権への道だと思います。




同じコメントを私のところにも書きましたが、ここにも置いておきます。
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私は貴殿の意見を何一つ否定しないし、異論を差し挟んでいるつもありはありません。私は「大衆」と規定される中の一人以外の何者でもありません。誤解なきよう。
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貴殿が私の言説を異論ないしは異議ととられたのらその通りかもしれません。私はそんな意思はありません。そのことに対して反証があれば応じますが、エントリーを読んでも私としては異論も反論もありません。
私は選挙で支持を集めたいとする側が(対策を講じる側が捉える状況判断に依拠し)ポピュリズムのような対策を講じるのを否定するものではありません。
どうぞ、自らを信じて発言をお続けください。
失礼な言い方になっていたなら申し訳ありません。別に異論ではないのです。
おっしゃるとおりと思いますが、しばしば、「衆愚」、「B層」という言葉にアレルギー反応を起こす人がいるもので、一般論として述べているまでです。
>私は選挙で支持を集めたいとする側が(対>策を講じる側が捉える状況判断に依拠し)>ポピュリズムのような対策を講じるのを否>定するものではありません。
同感です。
ココがとても大事だと思いました。
見極めがすごく大事だと思います。
仮にどんなに学識、見識に優れ、卓越した政治的ビジョンを持っていても、
それだけでは選挙においては大衆をひきつけるに足る要素とは
ならないのではないでしょうか。
弁舌によって大衆を引き込む資質というのは、天賦の才によるところも
大きいのではないでしょうか。
そういう意味で、今度の野党陣営の大阪知事選の人選には、
?を感じざるを得ませんです。
本来はブレイン向きの人間を、
プレイヤーに担いでしまったことが、
今回の敗因の一端があるのではないか
ということです
ただ今回の府知事選挙、かりに自公が橋下氏を推薦しなくても当選していたような気もいたします。
参議院選挙大阪地方区で西川きよし氏がトップ当選した時。
大阪府知事選挙で横山ノック氏が政党相乗り候補に圧勝した時。
と状況が似ているように思います。
今回、橋下氏に対抗できた相手、西川きよし氏か明石さんま氏位もってこないとといった感じです。
いずれもタレント候補ですね。はたしてタレント候補が首長や政治家に向いているのかどうか?
民主主義の世の中であっても常にこういった危険性と隣り合わせであるということを常に自覚しておかなければと思います。
橋下氏が立候補を表明するしないの時点で、私はなすすべのない無力感に襲われたものです。最初から勝負は決まっていたように思れました。ブログでは強がりを書いておりましたが。。。
フリスキーさんや大阪で生まれた男さんのコメントにあるように、橋下氏には熊谷さんでは勝てなかったということです。
それにしても大衆受けする人選って何なんでしょうね?そんなことが実際に可能なのでしょうか。。。これを考えると暗澹たる気持ちになります。
私の周りでは、成人したばかりの若者たちは橋下氏がタレントというだけでなんとなく支持しておりましたが、中高年層などで支持している人は少なかったようです。それも、あいつだけはあかん!という確信的な反発が強かったように思います。ただ、そうした反発が熊谷票に結びつかなかった傾向がありました。
いずれにしても橋下氏が府知事に当選した以上、大阪に住む身としては、彼の政治に一縷の望みをかけるしかありません。公約の実行がなされるのか。特に府債を発行せずという公約や、人件費の削減等々について、見守りたいと思います。
他へは、出来ていますので、多分。
取り敢えず。 怱々
新しいPCにしてから、コメント欄への私の記入が、文字がうまく反映されず、時間がかかるため、個別にお返事せずすいません。
次のエントリーの冒頭でふれたように、私は先週は忙しく、大阪府知事選挙をフォローしていませんでした。ですから、民主党のやり方や候補者が選定の是非については知識がありませんでした。ですから、総論として、この記事と2つ前の記事を書いたまでです。
橋下に限らず、島田紳助などが出ても当選したのではないかと思います。
しかし、そのような状態はやはり、民度にあると思います。熊谷候補が無名でも、民度が高ければ少なくとも橋下があれほど得票はしなかったでしょう。
「悪名は無名に勝る」ということではないでしょうか?
こんにちは。
トラックバックは通ってますよ。今後もお願いします。
当然,私自身は違うのだ,という矜持を維持して行こうと思っています.
偉そうにすみませんでした.