農薬汚染餃子のニュースがマスコミを席捲している間に、高輪プリンスホテルの日教組・教研集会の土壇場キャンセルや、岩国市長選挙の公示など、重要な事件は次々に起きました。
また、国会では、19年度補正予算案が、国会を通過し、いよいよ来年度予算案の審議が始まります。
農薬汚染餃子以前の問題だった、揮発油税の暫定税率の問題は、これからが本番ということになります。先日の「つなぎ法案」の取り下げで終息したわけではありません。肝心の租税特別法の改正法案の審議が、予算案と一緒に行われるのです。
民主党は、早めの議論で、ガソリン値下げという、庶民の味方のスタンスで、3月に解散に追い込もうという姿勢でしたが、つなぎ法案をめぐる争いとその終結、補正予算案の可決で、3月解散には追い込めそうになく、衆議院の解散総選挙は、福田首相の思惑通り、夏の洞爺湖サミット以後になるものと思われます。
まぁ、何らかの不祥事や事件による、「出会いがしら解散」という例も無いわけではないですが、現状では予測はつきません。
私としては、来年度予算に向けても、暫定税率に限らず、道路特定財源の一般財源化に向けて、野党には頑張っていただきたいと思います。また、来年度予算案においても、昨年夏の参議院選挙で民主党が公約した、リベラル色の濃い、社会保障やセイフティ・ネットの構築を目指した、予算案の対案を示して、すべてを実現できなくても、与党との修正協議を綿密に行ってほしいと思います。
また、野党、特に共産党、社民党、国民新党に欠けているのは、自分たちの政策を、わかりやすく国民に知らせる努力だと思います。もちろん、民主党も十分ではありませんが。
マスコミが、与党に偏向しているのは事実ですので、それを前提に、テレビCMや、各戸別ビラ、ダイレクト・メールなど、お金もかかるでしょうが、まずは国民に政策を知ってもらうことが、もっとも重要だと思います。
通常国会の予算審議こそが、まず第一の国会議員の仕事だと思うのです。
さらに、解散の時期がほぼ限定されるのであれば、候補者の選定も含めて、来るべき衆議院選挙への準備もできるわけです。今度の衆院選では、何としても、自公で三分の二という状態を打ち破らねばなりません。できれば政権交代までと言いたいですが、小選挙区制ではなかなか難しい面があるので、まずは三分の二を打ち破ることこそが肝心だと思います。
そのためにこそ、やはり国民に対して具体的な政策を開示し、与党と対峙して議論を進めるべきです。いたずらに政局騒ぎに走ることなく、堂々と正面から、国民の前で政策論議をして、衆議院選挙での勝利を勝ち取ってほしいと思います。
ただし、ここで民主党につける注文としては、大連立は絶対にしてはならないということです。国民の民意に反した、政治家の驕りとも言うべき行為で、それだけはしてはなりません。
以上が、私が、今国会で野党に望むことです。
(追記)
今朝の毎日新聞の社説で、私と同じような意見が載ってました。
http://www.mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080207k0000m070156000c.html



