「自衛隊派遣恒久法」の基本には、アメリカのアーミテージ報告2にあるように、「オン ザ フット」(実際に軍を派遣しろ)と言う要求があると思われます。
しかし、第一次湾岸戦争(パパ・ブッシュの時)、日本は最終的に1兆3000億円と言う戦費援助をして、それなのに、感謝もされず、馬鹿にされたという思いが日本の保守主義者にはあるようです。
ですが、たとえば、現在のイラクに何らかの形で兵を派遣している国は、西ヨーロッパ諸国がほぼすべて撤退し、残りは東欧の一部の国と、あとはアジア・中米の一部の国と日本だけです。
アメリカにとって、多国籍軍と言う形は、国連の認める、PKO、PKFの認定が受けられない、実質的にはアメリカの利権のための侵略戦争を、国際的合意であるかのように装うことが第一の目的です。
ですから、アメリカの最大の従属国日本に派遣を求めるのは、実際に軍事的必要性があってのことでは無く、アメリカの暴虐を糊塗するためのカモフラージュの意味しかありません。
次に、アーミテージ報告などで、日本の軍派遣を要求していますが、私はあれは建前で、本当は黙って金を出してくれればよいと、アメリカは考えていると思います。改憲要求や、軍の派遣要求は、日本政府を追い詰める手段で、それを回避するために、日本の側から金銭負担を申し出ることがアメリカにとっては最も理想的な姿でしょう。
自公政権や民主党の一部が、「自衛隊派遣恒久法」を思いついた最大の理由は、そのようなアメリカからの戦費負担の要求を逃れるために、自衛隊員の命を犠牲にして、アメリカの要求をかわす目的があるのだと思います。
本当は、憲法にあるのだからできない、っと突っぱねればよいことを、媚米外交に終始するあまり、ずるずると、ここまで来てしまったのです。
憲法無視も、自衛隊員の本心も無視して、その命を持って、自分たちの媚米外交の失政を糊塗しようというのが、政府や民主党内の媚米派の魂胆です。
そんなことを許してはいけません。
そもそも、破壊と殺人を旨とする軍を派遣することが国際貢献であるというロジック事態が批判されるべきです。日本はそう言う道は取らないという憲法を持っているのに、それを主張できない弱腰。それこそが批判されるべきです。
こういう態度だから、イラクのサマワでの、「巻き込まれ警護論」なる暴論が、幹部自衛官から出されるわけですが、この理屈だと、わざと巻き込まれるという前提があり、前線の兵士が死傷することを前提に、武器使用の機会の拡大を狙うという、幹部自衛官の驕りも見てとれます。
軍の肥大化は、かつて良い結果をもたらしたことはありません。
「自衛隊派遣恒久法」は、自衛隊に、海外派遣のための新装備を導入する口実を与え、周辺各国からは、警戒の目で見られるにもかかわらず、そこに軍事利権をあさることしか考えていない与党政治屋たちの薄汚い欲望も見てとれます。そしていつか肥大した軍が独自の行動を取る危険があるのも言うまでもありません。
日本の平和と安定。自衛隊員の多くの意志と生命を無駄にしないためにも、この「自衛隊派遣恒久法」の成立は絶対に阻まねければなりません。
アメリカの一部政治家や官僚の片言節句に踊らされ、さらにそこに軍事利権を見出す政治屋どもの薄汚い欲望に、憲法がないがしろにされ、自衛隊員を含む国民が被害をこうむるという事態は決して許してはなりません。

まったく同感です。
鳩山法務相といい、
何でも”ベルトコンベアー化”したいのですね、彼らは。
ナンとしても、阻止してもらいたいのです。
民主小沢さんは、わりと積極派なんでしょうね〜困ったものです。
私は、日本人はもちろんの事、
どんな人にも、戦いで命を落とさないで欲しい、
その為にも、人道的なリーダーが望まれるのですが・・