実を言いますと、私の父は、小学校の退任校長です。兄夫婦も現役の高校教員です。
子供の頃から、教育論や社会問題を議論する家庭でした。(変?)
先日、父から電話があり、父はインターネットなど、社会の害悪(使ったことも無いくせに)と思い込んでいる、老人ですが、私に、今ネットで意見発表をしているのなら、以下のことを書いてくれ、と言ってきました。
○ 教育の根本は、情熱のある、優秀な教育者を集めることに尽きる。
○ しかるに、最近の教育行政では、教員の特別職としての給与の引き下げ、ノルマ制の導入などがあり、また教員組合の規制論や、免許更新試験などと、バカなことを言っている。
○ このようにしたら、優秀な教員・教職者は集まらなくなり、教育全体が崩壊する。
っと言う、意見でした。
私もそう思います。
国が検閲し、強制し、介入することのみで、現在の教育の問題が解決するのでしょうか?
今言われている、再履修の問題は、教員の責任だけではなく、受験での結果を求めすぎる親の要請や、私学での方が多いのが実情でしょう。
また、いじめの問題は、安倍の大好きな戦前の軍国主義の時代、「皇軍」の内部で行われていた、凄惨な「初年兵いじめ」(作家:野間宏の「真空地帯」を読まれるとよろしい。)など、国が徹底的に介入し管理していた軍隊でも、数多くの虐待死、自殺があったことがわかっています(実数は把握できないが証言により)。
管理強化で、いじめは無くなりません。
今、学校では、いじめで子供が自殺し、ノルマにつぶされて若い教員が自殺し、様々な問題の責任を感じて、校長が自殺しています。でも、真の原因は、教育委員会にあり、教育行政全体の貧困にあります。それなのに、教育委員会を牛耳る、石原東京都知事や、教育基本法の改悪を狙う安倍が自殺するとは思えないのです。
不幸な時代をさらに不幸にする、教育基本法の改悪に反対です。
(同日:夜追記)
父に、記事にしたことを報告しました。
すると、「日教組は全部くびにしてやる」と言う、中川の暴言とか、「教員免許更新制」を指して、「せっかく大学で資格を取り、教員試験に受かっても、その後一定年ごとに免職されるような可能性のある職に着こうという、優秀な人間はいなくなる。政府の言いなりにしゃべるだけの、教育への情熱も無い人間しかいなくなる。」と嘆いていました。
80歳になる父の言うとおりだと思います。父は、校長時代でも、式典で日の丸君が代を使わなかった男です。
確かに、教職者の中には、新左翼の生き残りとかもいますが、そういう全体の、コンマ何パーセントの人をあげつらうことを根拠に、教育の資格の無い人間(また暴言を吐いた石原都知事とか)が、支配するのが、子供や国のためには絶対になりません。 反安倍に加えて、反石原も主張していくつもりです。
